ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0011_雨が降ったらどうする議論

その日に雨が降ったらどうするか

ということは仕事でも余暇でも議論になる。

 

はっきりと予見できれば良いが

実際は誰しもが頭を悩ませるテーマである。

 

私は恥ずかしながら雨男である。

今まで何度となく今降るのか?という

タイミングで雨に困らされてきた。

 

例えば梅雨時期の通勤や、予定したBBQ、

家族の行事ごとや旅行など。

言ってみればそれだけ外に出る機会が

多かったから雨の思い出もその分残った。

 

打席に多く立てたからその分凡退した。

それくらいの気持ちで捉えているので

この先もきっと降るだろうと感じている。

 

ただし、ここはエンジニア魂というか

雨にでも何にでも負けてたまるか魂で

予防と対策を身につけてきたのも事実である。

 

今回は雨が降るかどうかを考える上での

私の経験と考え方を紹介していきたい。

 

一つ目に、1週間以上先の予定を立てる時。

雨が降るかどうかはネット上の天気予報を

確認する。これはまず一般的な対処である。

次に雨が降ったらどんな不具合があるかを

洗い出してみる。雨に濡れることや

訪問地の見晴らしの良さが半減するなど。

また、作業を伴うことについては

雨が降ればできないこともあるため

できなければ後工程にどう影響するか

など考えて複数あれば書き出しておく。

 

備えあれば憂いなし。というのが

実際経験上3日連続で雨が降る場合、

1週間前には予報が出ていることが多い。

また、降ったり止んだりの予報の場合は

最終いつまでに決行・延期/中止を

決めるか1週間前までに決めておく。

週末3回連続で雨でした。なんてことは

日本ではほぼめずらしく、天災レベルの

確率であるので予備週末を先に2回確保

できるように最初から設定できれば良い。

 

以上は単発の外出を想定したもの。次に

複数人数でのスケジューリングや、

予約・決済を伴う予定の場合であるが、

これはまず最初から雨の想定をしないこと。

 

雨が降ったらどうしよう。ということを

元々の予定の期待する成果と同列で考えると

決定が遅れてしまう。予定を立てるなら

まず決行することを決め、その中で雨が

もたらす影響がどれほどリスクかを考える。

 

二つ目に1ヶ月以上先の予定を立てる場合。

これはネット上の天気予報は情報がぶれたり

時刻別の予報がなかったりする。

私の場合は先の予定を立てる際、

先述の雨がどれくらい悪影響かは考えつつ

気象庁HPから過去の同日の降水量確認や

まじない程度だが「カレンダー日本の天気」

を読んで歴史に残る台風や大雨があったか

その前後1週間の情報をチェックする。

 

例に絶景露天風呂付きの温泉宿を目的に

忙しい仲間同士で旅行を企てることとし

その目的が天気の良さを前提条件とする場合。

こんなことは外出が多い人には必ずある。

 

私の場合は会うことを最大の目的に据える。

一緒に集まって旅をしよう!というテーマを

共有して時間的な予定を立て始める。

 

過去の天気状況や季節柄大雨が少ない場合は

いっそ雨の話は直前までふせておきつつ

食事や移動経路などで、雨が降っても

楽しめる要素を密に、地固めしていく。

ただし雨が降ってもこれなら楽しいから

ということは口にしない方が良い。

 

議論になって意見が割れると複数人の中で

雨降ったら行くの嫌だな…という

バイアスがかかることがあるためである。

 

誰でも何でも気にすればいくらでも気になる

不安に思えばどこまでも不安を広げるものだ。

 

当日になって念のため確認することは

雨雲レーダーである。携帯アプリのアメミル

などは無料で全国の雨雲が確認できる。

雲の大きさや流れの速さを見て

今日はいける、心配を直前に判断すれば良い。

 

仕事において雨が影響を及ぼす大工の世界には

天気のおじさんがいるということを聞いた

ことがある。誰も直接的に知り合いではないが

その人に一本電話すればその日の天気を

教えてくれる。そんな人が存在するらしい。

 

私の経験では阿蘇の山奥の農場で、

台風の経路を雲を見て判断できる農家さん

に出会ったことがある。いずれの含蓄も

長い経験に基づくものなので安易に得られない

(そんな人身近にいない)が、天気を味方に

つけて人生を歩む気概があるなら、

その場その場の情報収集と合わせて、

天気を知る頼れる人探しをしてみると良い。

 

雨に関してのエピソードや学びは

他にもあるので別の機会にて記述したい。