DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0171_田舎町の道路での出来事

今回はサクッと短めに。

 

マレーシアのクアラルンプールから

約200km離れたTaipingという街に仕事で来ている。

 

ここで見かけるのが、車で走っていて

道路を走る車の一定数が、ものすごく、

驚き呆れるほどゆっくりと走っていること。

 

それらゆっくりとしか進まない車は

大型車だったり1000cc前後の小型車や

色々だ。聞くところによるとマレーシアでは

車検という制度がないらしい。

 

では、どのように車が安全に走り続けるのか。

それが今回冒頭で伝える、ゆっくり走行の

車たちである。エンジンの具合が悪いのだろう。

 

一つは自分でディーラーに持って行き、

点検をしてもらって適宜部品交換や調整を

施しながら自力で長く乗ることである。

 

だが、法定にない点検や調整を施すほど

大半の人間たちは余裕がないのが現代社会だ。

それはもちろん私を含めて、である。

 

そんな法定での車検のないマレーシアで、

なおかつディーラーや修理工場なども十分に

配備されていない農村部で何が起きるかと言えば

話は戻るが、車をゆっくりだましだまし走らす

という行動の一般化である。

 

ゆっくり走っている車を先頭に渋滞が

発生するかと言えばそうでもない。皆、

ゆっくり運転をする者は身分をわきまえた

かのように、追従する車に気がつくと

方向指示器を路肩側に出し、"追い越して下さい"

というスタンスに素早く切り替わるのだ。

それを1日に何度も目撃した。

 

これで何を伝えたいかというと、

日本の農村部でも車はトラブルなく順調に

走っている。これは当たり前のようで実際は

とても素晴らしい文化水準であるということだ。

 

その分、したくもない車検にたくさんの金を

費やしている消費者の表情は暗いかもしれないが

仮に日本車を生産した立場から見ると、

どこへ行ってもどのメーカーの車も

まっすぐ早く走っていることはかけがえない。

 

車検の是非を問うなら、絶対にあるべきだ。

私の過ごすTaipingの農村部では、今後も

法定の車検でまっすぐ早く車が走る未来は

余程のことがない限り来ず。来る未来は

のんびりした車の数が増えることだ。

 

車検が嫌なら車をもたなければ良い。

それだけである。Taipingでゆっくり車を

運転している人々は、曲がりなりにも車を

持っている。金曜の礼拝のために長々と

歩く人や自転車に乗っている老人も多く見る。

 

皆、悔しさを持つならば稼げばいい。

稼ぐ力がなければ諦めず、望みを捨てずに

良い車を買うための努力を続ければ良い。

 

どんなことがあっても私は

決められたことにむやみにノーと言いたくないし

それがあるということで保たれている

平和を享受しながら、決められたことの

少ない分野、競争が激しくない分野において

存在感を高めて世のために奔走して

見返りとしてガッツリ金を稼ぎたい。

 

ジブリ映画に出てくるようなのどかさを持つ

パームの林を抜ける田舎の山道で私は

自分の負けん気を自分に言い聞かせていた。

 

ここまで強く望む願いが叶わないはずはない。

どうあっても人のために働き、沢山稼ぐのだ。

そして仕事を通じての旅を続けていきたい。