ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0201_効き目と利き手で暇潰し

飛行機移動や高速道路の移動で

よほどのことがない限り私は眠らない。

眠ろうとしないというより眠れないのだ。

 

その分睡眠時間を確保しづらい悩みはあるが

5-6時間くらいならフルに充実した移動時間を

過ごすことができる。暇潰しというか

暇できないのは私の特質、特技であろう。

正直ブログの更新もそのうちの一つである。

 

大体が移動や就寝前の全くフリーな時間

(仕事、家庭、読書、レジャー、食事など

 すべき事やしたい事が終わっても残る時間)

に溜めておいたテーマについて考えを整理

しながら書き残していく。

 

更新が途絶える時は出張などで

寝る時間以外を拘束されている時である。

 

さて、就寝前は、疲れていたり翌朝が

早ければ寝ようという判断にすぐなるが

(ブログなどは優先順位の最後尾にあるが)

移動は寝たくても寝られず、考えものだ。

 

幸い、小学生時代に友達と集まってオフィス用

のくるくる回る椅子で何周回れるか訓練し続けた

ことや、当時がジャイアントスイング全盛期

なこと、とにかく幼少期にたくさん遊んだ

ことが手伝って三半規管が強いので

とてつもなく揺れる車や飛行機で、3Dの

展開図を見たり細かいリストに目を通しても

乗り物に酔ったことはない。

 

そこで私が自分で開発したマニアックな

移動の楽しみ方を紹介しよう。

効き目と反対の目で見る、という遊びだ。

 

運転中は気をつけなければならないが

他方で他人の運転での移動などで

会話がとくにない時間や景色に特に

魅力のない、退屈な時間帯が狙い目だ。

 

効き目の調べ方は動画や文字情報で調べられる。

わざわざ眼科へ行かなくてもわかるだろう。

 

その効き目と反対の目は、物を見るのに

補助的な役割を果たしているそうだ。

専門的なことはこちらも調べて頂きたい。

 

効き目は道路標識や道路、眼前の車両など

視界の中のメインターゲットとなるものを

追うのに対し、効き目と反対の目は木々や

ガードレール、空、建物など、距離感を

確認するための対象物や、看板など些細な

情報をつぶさに見て有用かどうか確認する

補助的な役割があるらしい。

 

私が行う暇つぶしは、効き目である右目を

閉じて、左目だけで街の景色や流れる自然を

見ることである。これによって明確に得られる

効用はないが、見え方が異なることに気づくだろう。

 

対象物がスマートフォンなら特に差はないが、

山や自然などの遠くの景色となると、左目が忙しく

あらゆる情報を得ているのがわかる。

 

そんな中で、鳥の動きや草木の実や花が

普段よりもたくさん目に映る気がするのだ。

マレーシアに住んでいると関西の5.6月のような

花が多く咲いている時期が年中続いている。

 

飛んでいる鳥も彩りが映える種類が多く

珍しい鳥を見ると嬉しい気分になる。

 

効用がないかもしれないが、右目を休める

というのも目的の1つだ。仕事柄、1mmや

0.5mmといった機械の組立の調整を行うことが

多く、そんな時に目が疲れていては効率だけで

なく、最悪の場合体も危険にさらすのだ。

 

目を大切にしようという思いと、

右目と左目の役割をしっかり理解して

どちらもフルに動いてもらえるようにしたい。

 

体へのいたわりもまたエンジニアリングである。

臓器の一つひとつの役割や有り難みを

しっかりと学び、労わることで健康体で

長く働き続けることができる。

 

体を大切にする気持ちを忘れないようにしよう。