ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0212_貯金は時間とともに増え…

マレーシア駐在単身赴任の技術者の生活は

朝は6:30に起き、身支度をし、8:00から働き、

仕事中はエンジニアリングに精を出し

19:00には仕事を終え、外食を済ませ

20:00には帰宅して自由になる。

 

その後はすべきことは洗濯や簡単な掃除

くらいで残る時間は本を読んだり、

たまには目的なく酒を飲んだりする。

 

それでもまだ時間があり活動できるという

タイミングで私はこのブログを書いている。

時間の使い方としては、固定的ではない。

 

気づく時にテーマと伝えたい大筋を設定し

頭の中で2000字ほどにまとめておくのだ。

 

体の疲れと仕事の拘束時間が少なければ

1日2〜3件という単位で投稿を予約できる。

これを私は未来への貯金だと思っている。

 

読み手のことは考えておらず、自分が自分に

課した毎朝日本時間の7:30(マレーシア6:30)に

このブログを更新することが私がものづくりの

現場という、バッターボックスに立つ前の

ルーティンとして楽しんでいるのだ。

 

今回は銀行の預金などを意味する"貯金"ではなく

自分が自分に課した活動の、未来への貯金を

テーマに記録していきたいと思う。

 

本質的に私が好む行動は、しなければならない

ことを前もってやっておくことと、しなければ

ならないことを自分で考案し、できるだけ

単調な作業にならないよう工夫することだ。

 

なので"未来への貯金という私の取り組み"は、

単に決まったことを同じような着想で捉え

伝え続けることではなく、旅での出会いや

知らなくて恥ずかしい思いをしたこと、

興味がなかったが触れてみたことなど

"毎日を思い切ってやってます"という活動だ。

 

それを生産的に準備するのが好きで、

準備物を常に携えている状態が私にとっての

貯金という考えである。このブログの投稿予約が

日曜日の時点で翌週の日曜日まで済んでいる

場合は貯金は7日分ある、という考えになる。

そうなると次はもっと貯金を増やしたくなる。

 

無論、ブログの更新をする30分間ほどの時間を

本業の勉強時間に充てることも望ましい。

全くな自由時間に未来を見るのを私は好み、

自由時間にすべきことを貯めるのを嫌う。

 

平日は時間が取れないから週末に…

という考えは原則持ちたくないのものだ。

休むにしても、遊ぶにしても。

 

人間どうしても大変な期間というのはあるし

その時は不平を言わず、とことん頑張るのだ。

 

しかしその時間は例外だと自分で分かることで

大変な期間にも終わりを見つけることができる。

 

ブログの投稿を未来への貯金とするならば

現在212件記録してきたことは過去の貯金である。

 

そもそも過去の貯金を1000件にすることが

誰に課されるでもなく自分でやり遂げて

達観したい目標だ。しかし大切にしたいのは

過去には執着しないという考えを持つことだ。

 

300件とか500件とか過ぎた時点ではおそらく

私も含め誰もそんな過去の瑣末な文章に

気をひくことはないだろう。1000件やろう

と考えていて500件行った時に考えることは

期待と成長を伴う未来の500件であって、

望郷や回想に浸る過去の500件ではない。

 

時間とともに未来への貯金を増やして行きたい。

過去に築いた貯金を食いつぶすのは、

心と体が動かなくなった時だけだ。

 

最後に西洋のことわざを引用する。

ドイツ人に頑張れというのはどんな表現を

するのか過去に尋ねた時、答えはこうだった。

 

Hals und Bein brecht(ハルスウントバインブレヒト).

直訳は(本気でやったら)首も脚も折れる、だ。

ゲルマン魂に力は頭が下がる。頑張ろう。