0111_昇格降格の希望を自己申請①
勤め先のメーカーでは、2018年度内に
会社を良くするためのさまざまな施策が
新たに取り入れられてきた。例として
・ジョブポスティング制度
→社内求人が出て、誰でも応募できる制度
・呼称変更(役職呼びの廃止)
→○○課長でなく○○さんと呼ぶ制度
・カジュアルフライデー制度
→金曜日は私服で勤務してよい制度
・ビブリオバトル開催 などだ。
→書評合戦の開催で読書家を増やす制度
などがある。いずれも過去の記事に
導入時の記録を残しているので、個別で
気になるものがあればご覧いただきたい。
これに加えて追加されたのが、タイトルにした
"昇格、降格の要望書を自己申請可能にする"
というものである。私の勤め先では、一般的な
会社と同じで、主任、主査、課長、部長などの
役職に加え、15以上の細かい階級があり、
(例えば主任以下の一般職の中に6つの階級)
それに応じた賃金テーブルがあることが
社内共有情報の中で閲覧できる。
これだけでも過去にブラック企業勤務経験のある
私個人としては、かなりの驚きだ。
誰がいくらもらっているか検討がつく。
※それは個人の関心の問題なのだが。
なので自分の勤め人生活を、役職でなく
賃金テーブルで(勝手に)確認できるため、
何歳でいくらもらっていたいという願望を
逆算してどれくらいのスピードで出世できたら
叶えられるかという憶測がつくのである。
もちろん賃金テーブル自体は変動する可能性が
あるし、会社が一生続くものとも限らないが。
(そこは、誰でも分かることなのだがあえて
明言しておくと、自分の住んでいる国と、
勤め先はこれからも発展していくと望んで
自分も当事者意識を持っているので、在籍
しているのであって、これからどうなるか
分からないと嘆いている暇はないのだ。
信じられるものは信じ切って、あとの制御
可能な要素だけを自分で何とかしていくのが
失敗を避けてチャンスを逃さない資質である。
もし勤め先の将来性が本当に危ういなら、
自分で好転させるか、規模によって自力で好転
させることが無理な状態なら、決算書情報など
から正しい判断基準を得たうえで判断し、
転職することが適切な行動だろう。
私はあえて明言しておくと、日本の経済成長と
勤め先の将来性を信じているから日本で、
今の勤め先で勤務しているのである)
話は戻って、その賃金テーブルを眺めるのが
私は好きである。自分がどこにいて、未来に
どこにいたいという地図のようなものだ。
私は旅好きで、"地図のようなものは基本的に
好きになれる能力"を何にでも応用している。
前置きは長くなったが、
"昇格、降格の要望書を自己申請可能にする"
というその制度を利用しない訳にはいかない。
これは私がおそらく以って最も期待した制度で
会社としてはおそらく自惚れものを見抜き、
将来性のある社員を早く引き上げることの
できる制度だ。相互に新しい価値がある。
役員の曰く、もともと何十人かでやっていた
いけいけの事業では、みんなの顔を見て
働き方を隈なくチェックして、キャリア形成を
会社が誘導してあげる力と気配りを持てたが
海外拠点を含んで200人以上の規模となり、
一人ひとりキャリア形成を会社が勘案するには
かなり難しくなってきているという。
そこで、やる気を持った人間を早く見つけて
あげて、それを引き上げていくかたちをとれば
当人も会社もより成長できるという着想だ。
この記事は2件に渡って記録したいので、
実際に私が応募したことは次回に続く。