0068_貴方の適正年収は?
他責とか批判とか好きではないし
自分と自分が大切にしたい人だけの
幸せを考えて生きるのが私のやり方だ。
わざわざ気の毒なニュースを見たり
愚鈍な犯罪の様子、不倫の報道、
こんな事に時間を捨てるほど暇ではない。
しかし暇ではないと思いつつも
フリーメールを気ままに見ていると、
雑多で不確かな情報の中にも学びがある。
つい最近まで知らなかったことだが
情報弱者のことを「ジョウジャク」
と呼ぶらしい。IT業界関連やブログ、SNS
などに限りある時間を捨てながら費やす
一定数の人間をそう呼ぶのだろう。
私は情報弱者なのか?と疑いたくなるような
某有名転職エージェントからの連絡を見た。
何故こんな連絡を下さるのか、不思議で
仕方のないものを一つだけ紹介したい。
それが今回タイトルにもした言葉、
「貴方の適正年収は?3分で分かる年収査定」
というものである。私のキャリアは次の
買い手を探す中古車なのか?と感じた。
あなたの10年後の理想の年収までの道のりは?
ならば人を惹くのに分かるが、3分で分かる
適正年収など誰が希望にするだろうか。
適正年収は、他でもない、今の年収である。
貴方は貰いすぎとか貴方は少ない方だとか
他人に言われる筋合いはない。ましてや
人材業者から来るメールで何を測るのか。
今もらえている額が自分の生まれ育ちや
努力や運の蓄積であり、それを変動させたい
ならば、1分たりとも無駄にすることなく、
やりたいことを苦なくやるべきである。
娯楽でやるにはいいのかもしれないが
それを根拠に何かしらの行動を取るならば
それは根拠でなく、錯覚である。
錯覚を基準に思考回路を構築したら
言うまでもなく何も芽生えず、実らない。
かく言う私も中古車情報や株価情報、
物件情報や買取販売関連の雑多な「査定」
を目にしながら暮らしているので、
他人をとやかく揶揄する資格はない。
私はブログ1000件を未来の息子の励みに
残そうと日夜時間を見つけては記録しているが
情報という名のゴミを残すことのないように
気を引き締めたいと感じた。
年収と幸福度合いはある程度は比例するが
仕事が自分よりも高い水準だといくら年収が
高くても、その生活や人生は長続きしないし
自分より低俗な仕様の仕事をしていれば、
仕事そのものが自分に合わせてどんどん
バージョンアップしていくはずである。
環境をガラッと変えたり、同じ環境の中で
付き合う人を変えたりすることはできる。
3年かそれくらいやれば誰しも適材適所、
因果応報、その人にあった環境は整う。
その整った環境で甘えたりするとまた
環境は崩れるし、整った環境を努力して
拡大できれば周りとともに視座を高められる。
金を稼ぐという言葉は一般的だが
金を稼がされるという言葉は聞かない。
稼ぐというのには気概を伴うからである。
気概を持って仕事にあたり、稼ぎたい。
年末調整額が昨年比で4万円しか上がらず
悔しいが、現実を受け入れている私の
年始の仕事前の意気込みの記録である。
健康状態を保って、家族と笑いながらも
気概を持って仕事にあたり、稼ぎたい。