ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0153_発信者に求められること

常に前向きで建設的で、日頃考えるだけ

でなく、具体的な行動も伴わせていく。

発信者であろうとなかろうと大切なことだ。

 

私はブログ1000件をやろうと決めており

無理なく毎日更新すると2021年の9月には

達成できるのかとワクワクする気持ちがある。

 

これはもちろんブログの更新に対する

思い入れであって、人生の目標ではない。

 

主軸となるのは機械エンジニアとしての仕事で

仕事がどう展開しようが家族の安泰を第一に。

さらには家族の幸福と仕事の成功をうまく

手に入れつつ、余力で絵を描き、人と会い、

旅をし、読書をし、それでもまだある隙間時間で

こうしてブログを更新するのである。

 

時間の使い方はパズルをするようなものだ。

一日は24時間、睡眠時間は7時間。

やる気を発揮できるのは5時間。

飲食含む休憩4時間、やることが分かって

いれば苦なくできるのが5時間。

 

まぁ簡単に思いつく限りそんな分布で、

大きく変動することはない。あるとすれば

移動日や一日を拘束される催しなどだが

前もって分かっていれば、その拘束時間に

まとめてできること、できないことを

段取りよく割り振ってパズルを解いていく。

 

ところが、だ。

 

今更ながらに気付かされた出来事があった。

娘が肺炎になり入院したのだ。

 

私は幸い休暇に入ったので、その間に

「しなければならない」ことは家族と

有意義な時間を持つこと。これは個人のテーマ。

「家族に求められる」ことは遊ぶことや

休むこと、話すこと、非日常な楽しみなどだ。

特に妻は口には出さないが疲労困憊の様子で

遊びながら妻をどうやって休ませてリフレッシュ

してもらえるか、多少自分がのんびりしたい

気持ちは犠牲にしてもそこは尊重しようと

思ってマレーシアから意気揚々日本へ帰国した。

 

娘が入院してしまったので、

あらゆる想定は崩れてしまった。

 

もちろん立てた予定を遂行できないという

事実もあるのだが、それよりも娘の体が

弱くなってしまっているということは

家族を不安な気持ちにさせる出来事だ。

 

ブログに関しては予約投稿機能があるし

立てた予定もまた今度。と思えば別段

台風が来て流れたことと変わりはない。

 

しかしやはり、気持ちの面でかなり

前向きだと言える状態と違ってしまった。

 

発信者であるからといって聖人のように

全てを適切に表す必要はないし、元々ブログや

SNSは課せられた義務でもないので、

やれるときにやればいいものである。

 

しかし、発信者たるもの心の健康は当然のこと、

周りにいる大切な仲間や家族も健康で幸福で

なければベースとなる心のありようが揺らぐ。

 

これは勿論私個人の感覚で、自覚するところ

極めて集団主義的な着想に基づいている。

周りがいて自分がいられるという感覚。

 

失敗、成功は常に表裏一体で移ろっていく

性質がある。健康、不健康も同じであるが

不健康も失敗も体に染み付くと抜け出せない。

 

若くして健康を確立すること、成功体験を

積み重ねることは望ましい反面、病気が続く、

何をやっても失敗するといったことの責任は

親にあると私は考えている。

 

成功は人によって尺度が違うので強いることや

具体的な成功例に導くことは簡単でないが

健康は、病気しない状態が続いてくれれば

それだけで確固たる成果だと私は考える。

 

自分が夢を追い、家族に負担をかけたことで

娘の健康状態が少し崩れ、結果自分の

落ち着いた気持ちも揺らぐということでは

まだまだ読みが甘く、配慮が足りない。

 

自分が気楽に暮らせることは周りの安泰の賜物で

それに感謝するだけでなく、維持できるように

働きかけていくことで自分の穏やかな精神も

マネジメントできると今回の件で学んだ。

 

娘は幸い3日間の入院を経て回復し

休暇の最終日は家族で家で過ごすことができた。

 

小児科の先生からの教示や、病院で過ごした

3日間の体験も整理してブログに記録したい

内容が盛りだくさんだった。

 

それをする時間や余力は自分で生み出せるが

まずは娘が回復し、妻とともに安心して

子育てをしている感覚に戻れるまでは

夢や成功がどうのこうの考える時は常に

今家族は幸せか、健康か。を併せて考えたい。

 

きっとより強い結びつきで我が家は強くなる。

その我が家は私を更に自由にしてくれるはずだ。