ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0306_英会話、LとRの発音の違い2

英会話、英語学習において、

LとRの発音の違いを学ぶ大切さ

(学ぶことが大切かどうか)の投げかけを

私の所感とする記録、前回の続き。

 

LとRの発音の違いについて、

オススメなのはVOICYのルシュカさんの解説だ。

声も好きだし着想や語り口も、品がある。

美しい音を聴きたい人なら、英語を勉強する

人以外でも聞いて欲しいと勧めるコンテンツだ。

 

私はここまででいくつかの情報源を用意した。

茂木健一郎さんのブログ「英語警察」

・SummerさんのYoutube「LとRの発音」

・ルシュカさんの「VOICY」での音声配信

 

※英語学習に関連する著者は一年に2冊ほど。

これが多いか少ないかは論じるまでもない。

 

私にとって、やりたいことを実現する

ために必要なことは情報より、情熱だ。

結論から言うとそれが学習の源泉となる。

 

情熱的に自分の中に湧き出る欲望や、

失敗するかもしれなくてもやりたい挑戦、

しんどいだろうけど家族を巻き込みたい旅、など

私はこれだと決めたことに力を使い果たしたい。

 

それらを語る、整理する上で、時には英語を

使っての表現や情報収集能力が求められる。

その中で必要なのは"分かりやすい辞書"であって

"これまで蓄え続けた英語の知識"ではない。

 

先述のLとRの発音の違いを実際に、現状の

自分の力を試してみて下さいと前回記録した。

 

私の結果は、playとpray、glassとgrass

longとwrongなど7個ほどある例の中で半分ほど

聞き分けられたのが正直な実力だ。

 

しかし半分を聞き分けられたことともう一つ

重要なことに気がついた。それはLとRの

文字の違いによる意味の違いだ。

 

例えばFLYとFRY。書き間違えることは

少ないと思うが、仮に間違えたとしよう。

I wanna fry back to japan as soon as possible.

(日本にできる限り早く帰りたいです)

flyを間違っても、多分全員に通じるだろう。

 

「この人は凡ミスをするタイプだ」と悟られる

のは英語力とまた別の論点なので省略するが。

 

fly back 飛んで帰る fry back 揚げ戻す?

言い間違いにせよ書き間違いにせよ、

これで大問題になるとしたら公文書や大切な

ビジネス場での書物などだけだろう。

 

同僚や上司の外国人とのやり取りで

LとRを逆にしても、大きな問題はない。

 

余談だがマレーシアにいると、笑いが

Wrongとlongの発音の違いよりも、

文法的な簡略化に気を取られすぎて

「発音どころの騒ぎではない」と感じる。

 

私が英語学習を考える、悩んでいる人に

一番言いたいのは、"楽しめるならとことんやれ"

ということだ。私は英語も日本語も好きで

映画は原則、家で見る。なぜなら気になった

単語を途中で止めて調べたらもう一度聞いたり

出来るからである。大半の時間はもちろん娯楽

だが、私にとって映画は大切な教材でもある。

 

逆に電気や機械や材料学、会計、経営など

"とことんやりたい訳ではないが必要なもの"

は、Youtubeなどで時間を使い学びつつ

"学んだ風"の時間を持つのが主流だ。

実際に仕事で役立つ学びもたまにはあるが。

 

学びたいなら楽しくて朝も夜もやりたい

明日もやりたいと思えるような題材である方が

何より健康にいい。どの世も健康が一番だ。

 

一つだけ注意をすることといえば、

日本語も英語も、競争にさらされた時

あまりにも競争相手が多いことに絶望することが

ある可能性は考えておくべきだ。

英語が好きという動機だけなら、人を魅了する

競争力に欠ける。競争力が弱いと豊かにならない。

 

TOEICだけを自分の英語学習の中心に据えていた

10年以上前の私には、あるジレンマがあった。

 

800点超えても、700点台の帰国子女の中学生に

勝てる気がしなかったことや、社労士も会計士も

持っていてTOEICの満点も欲しいと勉強する人に

出会ったことだ。TOEICは単なる電車の切符で

特急乗り放題は900点台、一日一駅しか進まない

のは500点台、とそんなものだと考えた。

日本国内で行きたいところに行くなら、

600から800ほどあれば不自由しないはずだ。

 

逆に500点台でも1日に1時間しか英語を

使わないなら全く問題がないはずだ。代わりに

他の8時間かそれ以上の動ける時間を使って、

誰もやらないようなことを英語で表現したり

誰もやらないような言語の基礎をやったりして

楽しむことの幅を持つ努力の方が有効だ。

 

人生を楽しめているかどうかを試すやり方は

映画を見るとか小説を読むとかで、

それらに触れる時間、自分が英語学習や

人生に希望を持てるかどうか内省することだ。

 

これまで2件の記事で、長くなったが、

私が書き残したい2020年4月現在での

英語学習における考えは以上だ。

 

今から時代が変わって、学習や苦労すら必要なく

英語を使いこなせるテクノロジーが出ても、

まだ自分が国際競争力を保っていられるよう、

他の言語や文化的活動に力を変容させたい。