ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0181_マレーシアと断食と笑い②

マレーシアで働く中にある

断食期間中の仕事の様子と

どんなことで彼らが笑うのか。

また笑うことの大切さの記録。

 

ジョークをするうえでの個人的に

経験した、良い例、悪い例。

 

悪い例。(私が好まない例)

出張先でムスリムが一人。それ以外は

タイ人も中華系も日本人もビールを飲める。

そんな会食の際に冗談で、君も飲みなよ!

という冗談をタイ人は割と平気で言う。

これは集団主義的に見て、またはイスラム

という排他的観点に基づいて、不快な冗談だ。

 


マレー語やマレー人が話す英語には

"なんでやねん"や"のりつっこみ"の感覚が

人によって少しはあるのだが、酒という宗教上

禁じられていることで笑うことは

おそらく心理的バイアスが大きい。

場の雰囲気で笑って済ませることもあろうが

それは笑う快感のギブファーストでなく、

不快感のギブファーストだと私は考える。

 


良い例(私が好む例)

断食中、飲めない、食べれない、暑い。

汗をかく。飲めない。飲みたいと言えない。

周りのムスリム以外は平気で飲む。

 


こんな状況下でもムスリムたちは

顔色を変えずに仕事をこなし、人によっては

黙って暗く静かなところを探して出先でも

お祈りをきちんとこなしている。

 


マレーシアに住むほとんどのムスリムたちは

多様な文化に慣れているので、ムスリム以外が

断食中の自分たちの前で飲み食いをする

ことにはすっかり割り切っている。

 


こんな状況で最初は私もかなり気を遣って

水を飲むのを控えたり、飲むときは一声かけて

飲ませてもらうね。と見えないように飲む

ようにしていた。ところが、私が昼にコーラを

飲んでいるのをしれっと見ていたムスリム

「コーラ、美味しかった?」と私に尋ね、

慌てて私が「明日は段ボールに隠れて飲む」

と言ったら周りにいるムスリム

大笑いしていたので、これはありなのかと

手応えを持ち、その後も昼食の度に私への

コーラいじりをしてきてくれたので、

「飲むと悪いからコーラで口を洗うだけだよ」

と言うと"なるほどな"といいながら

本当によく笑っていた。マレーシアだから

ゆるくてハッピーで笑えるのかもしれないが

元々笑うことを目的に始めた他愛のない

雑談なのである。オチが必要なのは

万国共通だ。理論的思考と創造性の高い

エンジニアの仕事は、とくに冗談の精度が

高いことも多い。表現が技術的なのである。

 

コーラ飲んじゃえよ、だとやはり笑うに

少しのはばかりがあるだろうが、口をゆすぐ

というグレーなところをつくのが思わず

笑ってしまうポイントだと私は捉えている。

 

シャワーを浴びたり口をゆすいだりは

ハラーム(禁じられた事)ではないので

誰もやらないにしても"その手があったか"

という気づきが笑いにつながるのだろう。


笑いたいという欲求は、寝たいとか

食べたいとかいうことが安定して満たされ、

また過度な集中や圧力で頭が疲れていない

状態でのみ内発するものである。

 


笑ってないなと感じたらよく寝て食べて、

一緒にいたら笑いあえる仲間のもとへ

自分を運ぶことが大切だ。間違っても

いつも嘲笑したり毒で以って人を傷つける

笑いを癖にしてしまうことのないように。

 


それはギリギリ笑ってもいいね

と言えるような隙を狙って笑いを

取りに行きたいものである。

 


仕事が円滑にいくチームほど、

適度に集中しており、適度に笑っている。

心の余裕が笑う時間を許せるのだ。

 


笑って終わることを夢として、今苦しい

状態にあっても必ず周りと笑って終わりたい

と願うことで、前向きな行動は生まれる。

悪い例。(私が好まない例)

出張先でムスリムが一人。それ以外は

タイ人も中華系も日本人もビールを飲める。

そんな会食の際に冗談で、君も飲みなよ!

という冗談をタイ人は割と平気で言う。

これは集団主義的に見て、またはイスラム

という排他的観点に基づいて、不快な冗談だ。

 


マレー語やマレー人が話す英語には

"なんでやねん"や"のりつっこみ"の感覚が

人によって少しはあるのだが、酒という宗教上

禁じられていることで笑うことは

おそらく心理的バイアスが大きい。

場の雰囲気で笑って済ませることもあろうが

それは笑う快感のギブファーストでなく、

不快感のギブファーストだと私は考える。

 


良い例(私が好む例)

断食中、飲めない、食べれない、暑い。

汗をかく。飲めない。飲みたいと言えない。

周りのムスリム以外は平気で飲む。

 


こんな状況下でもムスリムたちは

顔色を変えずに仕事をこなし、人によっては

黙って暗く静かなところを探して出先でも

お祈りをきちんとこなしている。

 


マレーシアに住むほとんどのムスリムたちは

多様な文化に慣れているので、ムスリム以外が

断食中の自分たちの前で飲み食いをする

ことにはすっかり割り切っている。

 


こんな状況で最初は私もかなり気を遣って

水を飲むのを控えたり、飲むときは一声かけて

飲ませてもらうね。と見えないように飲む

ようにしていた。ところが、私が昼にコーラを

飲んでいるのをしれっと見ていたムスリム

「コーラ、美味しかった?」と私に尋ね、

慌てて私が「明日は段ボールに隠れて飲む」

と言ったら周りにいるムスリム

大笑いしていたので、これはありなのかと

手応えを持ち、その後も昼食の度に私への

コーラいじりをしてきてくれたので、

「飲むと悪いからコーラで口を洗うだけだよ」

と言うと"なるほどな"といいながら

本当によく笑っていた。マレーシアだから

ゆるくてハッピーで笑えるのかもしれないが

元々笑うことを目的に始めた他愛のない

雑談なのである。オチが必要なのは

万国共通だ。理論的思考と創造性の高い

エンジニアの仕事は、とくに冗談の精度が

高いことも多い。表現が技術的なのである。

 


笑いたいという欲求は、寝たいとか

食べたいとかいうことが安定して満たされ、

また過度な集中や圧力で頭が疲れていない

状態でのみ内発するものである。

 


笑ってないなと感じたらよく寝て食べて、

一緒にいたら笑いあえる仲間のもとへ

自分を運ぶことが大切だ。間違っても

いつも嘲笑したり毒で以って人を傷つける

笑いを癖にしてしまうことのないように。

 


それはギリギリ笑ってもいいね

と言えるような隙を狙って笑いを

取りに行きたいものである。

 


仕事が円滑にいくチームほど、

適度に集中しており、適度に笑っている。

心の余裕が笑う時間を許せるのだ。

 


笑って終わることを夢として、今苦しい

状態にあっても必ず周りと笑って終わりたい

と願うことで、前向きな行動は生まれる。

 


心配しなくとも、赤ちゃんですら自発的に

笑うのだ。我々大人が自分で笑いを見つけ

られない理由などどこにもないはずだ。

 


今日もたくさん頭を使って仕事を組立てて

進めていき、合間にたくさん笑おう。

 


心配しなくとも、赤ちゃんですら自発的に

笑うのだ。我々大人が自分で笑いを見つけ

られない理由などどこにもないはずだ。

 


今日もたくさん頭を使って仕事を組立てて

進めていき、合間にたくさん笑おう。