DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0220_海外生活に英語力は必要か

VOICYで澤円さんの深夜の福音ラジオを

聴くようになって、ものすごく勇気付けられる

ことが一つ、明確にある。それは、澤さんが、航空券の取得に際し時々失敗してしまうということを

惜しげもなく発信されていらっしゃることだ。

 

私は弱いもの同士傷を舐め合うのは、嫌いだ。

澤さんも間違いなくそれは嫌うたちだと思う。

 

私と澤さんは、私が隠れて勝手に傷を舐めさせ

て頂いているような関係と言っていいだろう。

 

回りくどい表現になってしまったが、

私は航空券手配に関して、どうも抜けが多い。

 

現在33歳で、過去に累計50回ほど航空機で

各地を渡航し、殆どが自分で航空券手配を

担ってきて、失敗した思い出は少なくない。

 

打率でいうとあまり問題はないが

(15回に1回やらかすかどうか、だが)、

打点で言うとかなりの実績がある

(1ヒット2打点は硬い、満塁弾もあった)。

 

なので澤さんが自嘲気味に自分はポンコツです

と言うとそれは私に「君は一人じゃないよ」と

言ってくださっているような感覚になる。

 

さて、今回は"澤さんへの感謝"だけを

言いたいのではない。私が私たるポンコツさを

発揮した後の、リカバリーについての記録だ。

ハウツーでなく、英語力の必要性について論じる。

 

近年、英語学習市場は国際的にかなり成熟度が

見られ、安価でかつ質の良い英語学習が誰にでも

いつでも手に届くようになってきている。

テクノロジーも担い手も、成熟したのだ。

 

Google翻訳やExcite翻訳などを代表する

自動翻訳のソフトウェアや、アプリケーション、

Pocketalkなど端末そのものが音声翻訳をする

機械など、世界の景色は20年前とは全く違う。

英語力をつけるきっかけは、どこにでもある。

 

私の勤め先の会長は過去にこう言った。

「昔はそろばんができればそれは技術だったが

電子計算機が普及してその技術は陳腐化した。

君は英語力があるが、電卓の登場を恐れなさい。いつかは英語力とてそうなるだろう」と。

 

私は、木槌で頭を殴られたかのようなその教示を

ありがたく受け取って英語+エンジニアリング

という2つの力を主軸とできるよう努力した。

そして幸い駐在の機会を勝ち得るに至った。

 

今は英語力は一つのオプション機能で、自分の

メインCPUはエンジニアとしての精神が

司っていると信じて日頃仕事をしている。

 

さて、"海外生活に英語力は必要か"論だが

私の結論は"自分を守るために絶対に必要"だ。

 

技術を利用したり手軽に学習するだけではなく

心血注いで素地から鍛えるのが"英語力"だ。

 

それは航空券手配ミスの対応につながる。

航空券手配のミスをしでかすと、自分のミスに

よるマイナス(損失)をゼロに近づけようと

最大の努力をするのが私の行動原則だ。

※自分にミスはないと断言できる人は英語力も

  要らないだろう、と捉えてもらって良い。

 

航空券手配で直近で失敗しそうになったのは、

マレーシア航空便を格安で手配したあとに、

「預け荷物が何キロまで無料なのか、うっかり

ちゃんと見ないまま購入してしまった!」だ。

 

(エアアジアLCCなので預け荷物も機内食

追加料金だが、レガシーのマレーシア航空なら

さすがに預け荷物が別料金てことないだろう、

という私特有の無意識の偏見がはたらいて、

購入前に契約内容の確認を怠ってしまった)

 

結果から言うと、預け荷物20kgまでは料金に

含まれていたようで、問題はなかった。

 

しかしその確認が取れるまでに、まず

航空券を購入した旅行会社のコールセンター

(ロンドン)に一度電話。分かりかねますという

ことで次はマレーシア航空のコールセンター

(クアラルンプール)に電話をして、20kgまでは

無料、それ以降は超過1kgごとに14USD

が課されますということを確認できた。

 

この電話確認にかかった時間はせいぜい

30分程度だが、ロンドンのコールセンターの

方はインド系の雰囲気の英語、マレーシア航空の

コールセンターは明らかにマレー系の方が

出てくださったので、話す内容は同じでも

スピード感や言葉の抑揚は明らかに異なった。

 

私はこのちょっとした言葉の違いを聞き分けて

"相手の英語が聴きにくい"と感じたとしても

耳の中にノイズキラーのような機能があり

重要なフレーズは聞き逃さずに、重要でない

あれこれの表現はスルーすることができる。

 

金額に関するところは再三再四確認をするし、

(フォーティーをフォーゼロ?と聞き直すなど)

電話対応の最後にありがちな「このサービスの

評価を、電話を切った後に…」というのは

聞いているだけで、ほぼ聞き流している。

 

これは、そういう学習を積んだのではなく

過去の経験が自分を守ってくれているのだ。

 

過去に失敗した経験が、または海外家探しや

どローカルなホテルでのクレーム対応など、

様々な英語の中に浸かって生きてきたため、

英語力としての度量が大きくなったのだ。

 

なのでやたらと舌を巻くRの音を聴いても、

英語的に聴きやすいが内容がぼんやりして

いる話相手でも、目的に向かって進めるのだ。

 

日本人の英語はルールに則って、懇切丁寧で

相手に分かるよう考え話すので分かりやすい。

しかしそれとて自動翻訳しやすいかといえば

音の癖があったりして、完全ではないだろう。

 

これらはまだ、AIが瞬時に自動翻訳できる

レベルではないだろうと私は推察している。

 

自分を守らなきゃ行けない時は必ず言葉が要る。

その有事を人任せ・機械任せに私はできない。

なのでたくさんの英語を話す人と接して

あぁなるほどな。という経験を積んでいるのだ。

 

さらには守るも攻めるも表裏一体だ。

日常攻めるために英語を使うことは基本ないが、

戦略が必要とされる時、英語を使って論理立てて

思考を言語化できるなら、文字通り、

世界で戦っていけるだろう。

 

ともあれ、身近な英語学習を楽しむことや

テクノロジーを利用するのは個人の自由だが

弛まぬ努力の先にある結晶のような自信は

習い事や便利な道具では手に入らない。

戦ってきた経験がその自信なのだ。

 

しかし世界で英語を使って戦うといっても

そんな戦場は身近ではないだろう、だから

自分のことは英語を使って世界で、自律して

何でもやってみて、失敗したらその経験から

言語や文化的背景をしっかり体得するのだ。

 

失敗があってポンコツだと笑われてもいい。

一つひとつの経験を毎日積み重ねるのは

いつまでも楽しいことだからである。

 

私はこれからも世界で戦うし、長く世界で

戦っている澤さんや多くのビジネスマンの方と

肩を並べられるよう、これからも研鑽を続ける。