DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0116_答えから降りる問題から登るか

自己保持回路の勉強をしている。

必要に迫られ頑張って勉強し始めたのだが

この独学の時間がめっぽう前に進まない。

 

そこで上司に相談して、過去に研修として

使用した基礎シーケンス回路問題集を頂いて

簡単な問題から解き始めたのである。

 

問題1、

PB1を押すとPL1が点灯し、PB2を押すとPL1が

消灯する。と、このような問題である。

 

シーケンス回路を手で書き、簡単なランプや

タイマー、プッシュボタンを使って実際の

回路を動作させるトレーニングだ。もちろん

私の主義で業務時間外にさせてもらっている。

業務中に研修するほど若くはないからだ。

 

このブログでその学びの具体的なところを

記録することはないが、代わりにこの勉強から

得た教訓を、現段階で記録しておく。

 

シーケンス回路と言われても、簡単に雰囲気で

出来るものではない。実際、社内で電気工事や

ハーネスづくりを主な仕事としているメンバーも

自分で考えた回路を構成するまでの実力が

あるメンバーはそう多くない。

 

ましてや私を含む機械組立をやっている

メンバーでは苦手意識を持つ者が多いのだ。

2017年に手始めに二種電気工事士を取得し

電気の基礎はわかった気でいた私なのだが、

やはり最初はチンプンカンプンで、何が何だか

全く何をすれば良いのかすら分からない。

 

今回訴求したい内容としては、

答えから降りるか問題から登るかという、

学びのアプローチに関する気づきである。

 

二つのアプローチがある。

・先に答えを示して逆算して解いていく

・答えを明かさずに問題を時系列で解いていく

 

どちらが効率的かというと、もちろん前者だ。

私も自分で入門しておいた身分でありながら

なかなか答えが出ないことで一週間ほど

全く手をつけず放置していたほどだ。

 

答えを知りたい探究心は素晴らしいことだ。

それこそが学びを具体化させる道だ。

 

しかし、上司からの教訓は逆だった。

今回、上司からの言葉は私にとって大いに

腹落ちする内容だったので、具体的に説明する。

 

私が取り組んでいる勉強は、シーケンス回路を

実際に書くことだ。書けるようになって読める

ようになることで制御の領域まで知見を広げたい

という熱い想いがあるのだ。ところが、

実際にこのシーケンス回路を含む、電気という

奥の深い世界では、一つ一つ要素を紐解いて見る

力が必要で、真実は100%裏切らない。

 

その見方を誤ったり、見ることを放棄したりすると

見える真実は0%なのだ。

 

つまり、シーケンス回路を書いてそれが

100点で、理解は100%、とまでには簡単には

いかず、むしろ、ほんの些細な誤配線や、

制御回路上での不具合が全体に影響を及ぼし

一つひとつ時系列(電気の下流から遡るなど)で

事象を捉える観察力と考え抜く忍耐力が要る。

とのことだ。一度で正解を出せとは思わないし

むしろ間違えた数だけ間違えた経験になる。

 

今目の前にある回路づくりの課題に捉われず

簡単なことでも物事をじっくり見て、順を追って

正誤を自分で見極める"過程"を経験して欲しい。

 

そんなことが上司からの言葉だった。

涙が出そうなほど嬉しい言葉だった。

 

だが、のんびりやっているといつまでも

先に進まない。それに上司は暇じゃないし、

何度間違えてもいいと言われても、こちらは

短時間で何かしら理論があって導いた回路を

(本当に初歩的な問題だが)かたちにして

添削してもらわなければならない。

 

寝る間を惜しんで学ぶというのはそういうことだ。

効率的とか合理的とか、理想の世界にだけ

うつつを抜かしているようでは甘いのだ。

 

自己保持回路の勉強を進めながら

2019年3月は電気的な理解を広げていき

4月からの仕事の幅の広がりに期待したい。

 

とにかく、いつかやらなきゃなじゃダメだ。

今すぐ、徹底的に、出来るまで、楽しく!だ。

頂は高くて遠いが一歩一歩登っていきたい。