DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0087_温室か、極楽か。

親友と家族ぐるみで遊んで気づいたこと。

 

先日、妻と私の共通の友人であるTさんの誘い

で、京都府宇治市に薬膳料理を食べに行った。

食事もサービスも最高に良く、自分たちが

暮らしている町の隣町でこんなに良いお店が

あるのを知れたのは本当に幸運だった。

 

食後にTさんと話し足りないので平等院界隈を

散歩しようということになり、数年前にできた

スターバックスへ足を運んだ。茶団子を娘達と

食べ歩きしながらの散歩は、地元京都なのに

完全な観光気分に浸れるひとときであった。

 

その日は寒く朝から雨が降っており、商店街や

宇治橋に人があまり歩いていなかったので

週末はいつも人でごった返している印象の

スターバックスもさすがに空いているかな?

と予想して歩いて行った。到着すると、

数年ぶりに宇治に来たTさんは小洒落た

コーヒーチェーンの雰囲気にのまれるどころか

すぐ家の近所のスタバに来たような慣れた

雰囲気で座る席がないかを見てくれた。

 

しかし残念なことに子連れの我が家とTさんで

ゆっくり座れるスペースは外にしかなかった。

長男は生後5ヶ月で外は寒いだろうし、店内で

立って待っているのはお店の素敵な雰囲気を

邪魔するかなと予想した私は、突拍子もなく

「もう少し歩くと川が見えるよ」と提案した。

 

妻もTさんも「いいね、歩こうか」と賛同

してくれた。川があって一体何になるんだよ

こんな寒い雨の日に。と言われてもおかしく

ない状況だったが、みんな薬膳料理に満足

したことや旅行気分で足取りが軽くなっていた

のか、5分か10分ほど目的もなく川沿いを

歩いた。すると川沿いの景色の良い場所に

(私も知らなかったが)福寿円のカフェがあり

入ると店員さんだけ2人いて、客はいない。

 

川の見える二階席にあがっていいですか?

と確認したところもちろんどうぞとのことで

上がってみると二階席にも誰もおらず。

 

結果的に美味しい日本茶を40席ほどある

広いカフェスペースに私達だけが座り

のんびりと川を見ながら会話を楽しむことが

できた。娘も店の広い空間をあちこち探検でき

大満足の様子だった。私と妻とTさんが

集まって歩けば、いつも落ち着いたカフェが

あり、そこで素敵な時間を過ごせるジンクスが

ある。なんとなくスターバックスではないかな

という勘が働いたのは三者ともだったはずだ。

 

三者とも良い食事や良い景色のためなら

多少歩く苦労は厭わないし、良い景色も食事も

あるか分からなくても妥協して店を決める

くらいなら歩き続ける気骨がある。

ゆるくてしまったりした仲間だが、貪欲だ。

 

妻と私は元々旅仲間なので、二人で旅をすると

こんな風に心地よいところを探してふらふらと

歩き続けたり運転し続けたりすることは

たくさん経験して来た。お互いが覚えている。

 

しかし2人の子どものリズムを優先することで

どこかお互いが歯止めをかけながら楽しみを

見つけて来たのだろうと気づくことになった。

 

親友のTさんがいることでその3人のリズムに

戻れることは不思議だが、10年以上の付き合い

なのでTさんからすると変化はないだろう。

 

今回タイトルにした、温室か極楽かという

言葉は特に深い意味はなく、その時にふと

頭に思い浮かんだものである。欲求を

満たすには、温室にいれば満足できる。

 

しかし温室を通り越してでも極楽を探せば

運が良ければ見つかるかも知れないという

ことを今回は教訓として得られた。

 

もちろん、極楽が見つからないなと知れば

温室まで引き返すことができる。

 

この例でスターバックスは温室。偶然見つけた

素敵な環境の福寿円のカフェは極楽だった。

 

この先の旅路でも、安心して成長したり保養

できる温室は見つけて行きながらも、その先に

誰も到達できないような極楽探しをモットーに

家族や仲間との旅を展開していきたい。