ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0019_休憩時間を宝物にしよう

宝の持ち腐れという言葉がある。

 

例えば、容姿端麗なのに身だしなみが悪いとか

大きな車を持っているのに人を乗せたがらない

など、他にもたくさん例があるが共通する

事情は、それが他人からの評価である。

 

また、本心の取り組み方次第で

宝になるだろうにもったいない。といった

羨ましく嫉妬しそうな要素を、あえて揶揄

している言葉である。宝の持ち腐れ。

 

私は容姿や振る舞いや所有物なんかは

個性があるし他人がどうこう言うべきではない

と考えるが、他方で時間の使い方については

全員に与えられた宝物だと思っている。

 

もとより私は勤め人で、資本家にとっては

労働者に過ぎない。それなりに自由の制約や

定量の時間的拘束からは抜け出せない。

 

しかし私にとって、もったいないと考えるのは

休憩時間に何もしないことである。

労働する以上休息は必要である。

しかしながら時間つぶしのために

ゲームをしたり、化学物質がたっぷり含んだ

飲食は、余計な疲労や不健康につながる。

 

休憩時間が決まっているからといって

その時間何もせずに、夜は遅くまで働くのは

効率が悪い。休憩時間に仕事ができないなら

遅くまで働かなくて良い効率を考えたり

いずれしなければならない確認ごとや

TODOリストの作成など、段取りに充てるのが

無駄のない仕事時間の使い方につながる。

 

職種にもよるが、1日にすべきことや

1週間にすべきことが業務時間内に定められ

ている、またはある程度予見できる場合、

業務時間内は実作業を、そして隙間の時間で

工程確認や先を見据えた段取りを行うと

予実とともに、仕事の実績を蓄積できる。

無駄に終わった準備があれば、それに学び、

次からは気をつければ良い。

 

サラリーマン人生で物悲しいのは、

あれもこれも指示されてから、やり始め

なければならない境遇に、立たされている

ということ。これは本当に辛い。

 

やらされてるなぁと思っている方は

是非とも諦めずに、やらせて下さい、

やっときました、今度はあれやりたいです!

という風にやらされる日常を脱出して欲しい。

 

サラリーマンの中でも、専門性や

リーダーシップを持って研鑽を続けると

仕事をやらされるレベルから、

自分で目標やフローを創り出したり

部署や予算の裁量の中で自由を広げたりして

やらせて頂ける立場になれる人もいる。

 

休憩時間にぼーっとしている人ほど

仕事の詰めが甘く、休憩時間にも情報収集や

下準備をきちんとしている人は、

少なくともその仕事をやらされていない。

 

私は、勤め人としての生活そのものには

辟易しているが、苦心してでも自分で道を

切り開き、自由の身になってやるという

信念を持って行動を続けていきたい。

 

時間という宝の持ち腐れにならないよう、

宝の山から資産を生み出していきたい。