DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0051_SGDsについて考える①

SDGS,Sustainable Development Goals.

持続可能な開発目標。

 

国際協力の分野のみならず、経済界や

地方行政の指針として少しずつ浸透しつつ

ある、SDGs。そのイベントに参加してきた。

主催はJANIC、東京広尾の聖心女子大にて。

 

私はバヌアツ関連のNPOとして参加し、

JICAや外務省、UNDPの方々のプレゼンや

各種参加組織のプレゼン拝聴や小さな

グループワークを行うなどさせて頂いた。

 

参加組織の中で、ソーラーパネル

灯りのない地域にもたらす活動をする、

埼玉拠点の「ソーラーネット」さんには

期待が持てる事業内容である印象と、

それを支える善人像が好印象を残した。

 

ソーラーネットは、ソーラーパネルの自作と

自作の技術指導を各国で進めるという、

送電設備の乏しい地域に光をもたらす活動を

行なっており、費用対効果や持続性など聞くと

かなり善人としての行いであることが伺える。

 

今回参加している組織は、教育や技術など

様々な観点で世の中のために善意を尽くす

活動をしており、心が温まる思いがした。

みんな、無条件に誰か知らない人のために

自分の精神も肉体も捧げられる人だった。

 

私は製造業に従事するエンジニアである。

私の知る価値創造はいつも利益と共にある。

お金が溢れている資本主義社会の中で

市場が求める価値を提供できさえすれば

いくらでもその対価は見込めると信じて

1分1秒でも作業効率を上げたり、また

1円でも無駄なコストを抑える改善をしたり

あるいは値段のつけようがない新たな価値を

持つ機械を試作したり、という日々である。

これはあくまで経済というゲームの中でやって

いることであって、そこに無償の善意はない。

 

私は少しどぎまぎする気持ちを持って

ワークショップやプレゼン拝聴をしていた。

こんなことは役に立つが、金になるのか?

どうしても心の奥底からその疑念が生じる。

 

しかし、配られた資料や、持ち帰り自由の

各組織の活動広報誌などを目にしていて

あぁ、自分は何てバカなのかと気づいた。

 

NGONPOの活動は、草の根の動きで、

本当に善意が根底にあり、行動も成果も

その善意が届いたのかということに終始する。

誰かを助けたい、救いたい衝動を

持ち続けたい人がいるということは

この世界の宝である。という気づきが、

経済活動まっしぐらのみで人間らしい心

ですら成果のためには不要なら捨てるような

態度をとっていた自分に気づく。

 

ただ、自分の仕事や会社、会社が目指している

経済的に社員みんなで豊かでいるという目標、

それに一分一秒を捨てずに改善を続ける

私の姿勢自体は間違ったことではない。

 

できることは、たまにはこの広い世界で

最近起きたことや、ずっと起きている、

自分が理解し得ないような問題を知り、また

その問題を対処する善人の存在を知った時

全力で応援する気持ちを持つことである。

 

顧客や業界、担い手たちがずっと繁栄し

続けられるよう配慮するのは、これは

地域も業態も関係なく、トップの役割である。

 

個人的にSDGsをどう展開するかといえば

やはり経営者や組織のトップがいかに善人で

全体の幸福のために工夫し続けているかを

確認し、善人と幸福が確立されているならば

従い、追従することが展開の手法である。

 

もしトップが悪人で未来に幸福を期待しない

そんな組織に身を置くのであれば、トップに

改善を要求し、ダメなら去るのが良い。

 

私は幸いにもトップを信じられている。

もちろんトップもその周りにいる者たちも

人間なので個性や相性がある。みな善人とて

菩薩のような人ばかりではない。

 

それでも筋を通すとか、利他の心を持てとか

そんな想いを持つ人物であれば信頼すべきだ。

先に述べたソーラーネットさんについては

トップの方はお見えになっていなかったが、

代表して来られた方の姿勢を見る限り

きっと優しい心と前進する力を持った方

なんだろうと容易に想像できた。

 

私も周りから見られる人物像として、

地球全体とまではいかなくても、お国のためや

地域のため、組織のため、そして家族のため

持続可能な発展を遂げる行動を取っている者

であれるよう、これからも精進したい。