DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0037_してますか?シャドーファイト

時間をかけて行うことには段取りが必要だ。

誰か人を誘ってパーティをやるにせよ

調理するにせよ、移動にせよ。何にでも。

生活する上でも段取りは有効である。

 

私は機械エンジニアとして毎日、

機械組立の仕事をしている。どんな機械かと

いうと、新幹線一両分ほどのサイズと

部品点数の産業機械である。一台7〜10日で

組立を終えるのだが、値段は数千万円する

機械の組立を毎日毎週させて頂くのが仕事だ。

 

自動車メーカートヨタから学べることは多い。

改善にしても段取りにしても、書籍も出ていて

トヨタ式といえばトヨタ以外にも波及効果がある。

では、私が好きなトヨタ式の一つを紹介しよう。

 

それは、会議の前に議事録を書く。

というものである。会議で議論したり決議

したい内容を予め言語化し共有することで

会議中の無駄な時間の使い方や方向性のブレを

防ぐことができる、というものである。

日本的な根回しは嫌いだなぁと思う反面、

日本的な会議にダラダラ時間を費やすことを

防げること段取り術は素晴らしいものである。

 

私はこれに習って、出張へ行く際は、

2、3日であれば全日程分を、長期の場合は

1週間ほどの業務日報を飛行機等の移動中に

書いてしまうことにしている。

そうすることで誰といつ何を行なうか決め、

また詳細に言語化することで初めて気付く

疑問や確認事項をリストにすることもできる。

 

今回はそのような、目の前にない仕事の

結果を言語化する、シャドーファイトについて

私が行なっている行動を伝えていきたい。

 

仮に、意中の人と街中をデートするしよう。

段取りするといえば、映画を見る提案のために

映画館情報や上映時間を調べたり、

食事をする店探しをし、予約をし、

必要であれば誕生ケーキや洋酒などを

店側に確認、準備の依頼をするなどだ。

 

ただ会ってぶらっと歩くだけのデートは

時間のある学生の時ならできるだろう。

社会人になると時間やお金の使い方にこだわり

もちろん人もよく選んで予定を立てることになる。

 

段取りが出来なければ、おそらくデートの

決定権を自分に持たせることは難しく

誘われ待ちの休日をいくつも迎えるだろう。

 

段取り。それはぶっつけ本番ではうまく

いかないだろう要素を洗い出し、事前に

確認したり手配をしたりすることである。

 

では次に、シャドーファイトについて。

私の言及するシャドーファイトは、段取りの

先にある行為である。例えば、食事のために

店を予約したら、まずそこまでどの道を歩くか

また、本当に細かいが入店して店員さんに

挨拶し、席に通してもらい座るイメージをする。

 

この時、花屋を通るルートにして

花が好きか聞いてみよう。と思いつくことや

席まで通してもらうイメージの中で、

窓際の席が良いとか、靴を脱がなければ

ならないだろうかなど、具体的なイメージを

持つために新たな観点を持つことができる。

 

実際、私は誰かと遊びに行く際にそこまで

細かいことにこだわることは少ない。しかし

大切な人と過ごせる貴重な時間を、

思いもよらぬことで悔しい結果にしたくない。

 

例えば席を予約しただけで満足し

ドヤ顔で入店したらトイレの横の席だった

なんてことがあったら、自分の中で行った、

シャドーファイトが甘かった。と結論付ける。

 

仕事でもそうである。

段取りが何の役にも立たず悔しい思いを

することは誰にでもあるだろう。しかし

段取りそのものは、成果ではないことに

学ばなければならない。段取りとは、

成果を得やすくするための道具である。

道具を用意しても、本番で使い方に戸惑ったり

道具の大きさや仕様が合ってないとなると

満足に戦い抜くことは難しいだろう。

 

段取りは頭の中に描くオモチャである。

新しいオモチャを与えてもらった子どもの

ような気持ちで、そのオモチャ(段取り)を

どう使うか、遊んでみると成果は近づく。

この空想が楽しくなれば、どんな大きなことも

細分化して一つひとつを片付けていけるだろう。

 

大きなプロジェクトなどでは

長いシャドーファイトを戦った結果、

本番で10秒KOを食らうことも経験する。

 

それもまた学びである。私は要領の悪さを、

無骨に段取りとシャドーファイトを続けること

で、カバーして成果を出し続けていきたい。