0161_ストイック取るか自由取るか
自由で気ままな暮らしは健康的で良い。
ストイックに追い込む活動は創造性に富む。
けど何だかんだの1日を過ごした結果、
1時間しか完全なる自由時間はない。
こんなことが強い男たちの中では通説のように
あると私や私の仲間のエンジニアを見て思う。
現状は働いた分よく休めと会社が言うし
家族は働いてくれてありがとうと言うし
銀行口座にはたくさんの給与が入る。
別にその1時間をどう過ごそうが社会は変わらない。
それでも葛藤が起こるのだ。どう過ごすのか、と。
答えとしては、中庸。
現実的に私のスタンスはブレブレだ。
ここまで仕事やったからブログの書き込みを
やっておきたいと急に頑張る夜もあれば
パンダチャンネルを見て和みすぎたから
今日は早く寝ようという夜もある。
それは自分のことなのでよくわかっているが
誰かに伝えたいことがあるとすればその先だ。
ストイックを取るか自由を取るか。
どっちがいいですかという疑念があるのなら
それは前者の、とことん頑張れる夜を楽しく
経験していないのだろう。人の性格や体力は
様々で、考え方も十人十色なので、
人に問いたくなる気持ちはよく分かる。
しかし頑張るべきかという問いは
本質的に頑張れる人の思考回路の中には
存在していないんじゃないかと私は考える。
もし、休めと言われましたがどうしましょう
とか、働けと言われたが休みたいとか
そういう悩みを自分で即断できないとしたら
その人は頑張ることそのものに臆病なのだろう。
私は他人に頑張れとは言いたくはない。
頑張れない人を食い物にして経済は回るからだ。
私は情報収集をVOICY中心にして以来、
サウザーさんやイケハヤさんの何の気ないが
必ず継続する気骨に何度となく鼓舞された。
具体的にどうこう述べないが、本業の
エンジニアリングにおいて、遠慮なく稼ぎ
遠慮なくしたい方向へ進む力を外に向けて
放出できたのは、やりたいことを愚直に
続けている人の刺激が強かったからだ。
ストイックを取るにこしたことはない。
しかしながら自由度を落としすぎるとその
ストイックさは疲れをともなって鈍化する。
中庸。
という名のどっちつかず。それが私の現状だ。
ブレすぎて恥ずかしいと感じたこともあるが
最も尊敬するアーティストである横山剣さんは
自著でブレブレ力を説いていらっしゃる。
魅力につなげればブレても格好がつくのだ。
何はともあれ明日になればまた楽しく頑張れる。
その気概を残すためにあるこのブログに感謝して
良ければ誰かの洗練された気骨の一翼を担い、
それが広く世のためになれば幸いである。
全くストイックになれない悩みがもしあれば
町内全ての登り坂道で全力ダッシュするとか
何でもいい。ただそれがストイックだと
信じる力と行動を積み重ねれば、それは
誰にも邪魔されないストイックさになるのだ。