0039_気になる日本語を正そう
私が自分が外国語を専攻していたことや
読書に勤しんできた経験から、言葉遣いに
少しうるさいところがある。
もちろん上下関係であったり、
専門用語であったり、言葉は使う環境によって
様々で、得意不得意も発生する。
その中でいま一番気になる表現は
「それが一番ベター」という
なぜか中高年に多く見られる間違った
最上級である。言うまでもなく正しくは、
「それがベスト」である。
しかし他に気がついたことがあって、
言葉の間違いと仕事の間違いは一定数
比例するというか同期がとれているというか
とにかく言い間違いに気づかない人ほど
仕事上の誤った認識に気付きにくい傾向が
あると感じる。これは言い間違いを正す
スピード感と、仕事のミスをカバーする速度も
また比例しているようである。
※もちろん私個人の見解である。
些細な言い間違いであっても素早く言い直し
また言葉の真意を知らずに使うようなことは
せず、誰にでもわかりやすい言葉を使って
端的に口にすることがビジネスの世界では
評価しやすい行動である。何があっても
ミスを粉飾しようとし多くの言葉を使って
時間をも無駄にするようなことはしたくない。
失敗した!すみません直しました!
の繰り返しが失敗をしなくなる習慣である。
嘆いたり悔やんだりする時間は何も生まない。
自分はどちらかというと社内で口数が少なく
資料やメール等で用事をこなすことが多いが
その方が日本語は気をつけなければならない。
形に残る文章は間違いがないよう気を抜かず
また文章やメールでは伝わりきらない
スピード感や背景を伴うものは躊躇せず
すぐに会って伝える。このバランスをうまく
とって、誰にでも話を聞いてもらいやすい
スタンスを取っていきたいと考えている。
これらはあくまで社内という限られた
争いのない平和な世界での話。自分が行う
外の世界での活動では、会うまでに何かしらの
魅力を発信しなければ人と人とのつながりは
生まれない。伝え方どうこうを考えるより、
戦う者である以上、生き方に魅力を持ちたい。
そのための小さな布石がこのブログであり、
NPOでの活動であり、イラストを描く趣味
であり、旅を続けるエンジニアとしての日々
である。自分らしさを磨いて発信し続けよう。
誰かにご覧頂くことで誰かを鼓舞し、
また自分も人目にさらされている自覚で
より良い自分を目指していきたいと思います。