DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0210_面と面の和、点と点の華

今回のテーマは、日本式チームプレーと

中華式個人プレーの違いについての所感。

和は日本、華は中華を意味している。

 

大人数で仕事をしていると、自分の居場所や

適所について考えさせられることがある。

 

今回は自社・他社(顧客)という二社で仕事を

することを想定した個人プレーとチームプレー

について、マレーシアでエンジニアとして働く中での

ガツンとゆるい所感を述べていきたい。

 

まず、日本はどうかと考えた場合、

組織と組織の繋がりは、面と面だと感じる。

"和を以て貴しとなす"の息吹を受けた

日本人の和の心は、調和を重んじる。

 

「この話は私から、相手企業の誰々に

伝えました。」という連絡の共有はチーム内で

共有され、その相手企業が何か行動をとった時、

チームは共有された情報に対し、

機敏に気遣いの心を働かせ、そして

和をもって貴しとなしてくれるのが日本だ。

 

こちらから同じ説明をしなくとも、

「お話は担当者のXXより聞いております」

となるのが日本的組織間の好循環だ。

 

ところが、中華系の民族は気にしない。

あくまで個人と個人が向き合っている印象だ。

 

同僚であろうが相手企業担当者であろうが

一人と一人の結びつきが優先的なもので、

大きな組織の枠組みが二者の関係性に働きかけたり

また横のつながりを互いにもたせようという

心遣いが重要視されないのである。

 

あらゆる人があらゆるバックグラウンドや情報

さらには想いをもっているということから、

"和を以って"という前提から人間関係が始まらない。

 

しかし、これがチームプレーではないかというと

そうでもないのだ。やはり点と点は結びつく。

日本は密度の高い鉄板のような横のつながりのある

組織力を美とするが、中華思想は網目のように

抜け目が有るものの、網の目の結び目が強く、

簡単には解けない、むしろ隣合う結び目の

ことは気にせず、自分(結び目)から始まる

各種の人的、宗教的配慮の網を広げる。

 

鉄板は盤石だがいっぺんに動かすには重く

編み目は簡単に動くがむしろ定まらない。

そんな形や重みの違いを感じるのだ。

 

無論、どちらがいいかというと一長一短だが、

二つの思想は異なるということを理解しておけば

わざわざ日本的な根回しに苦戦する必要がないと

思考を切り替えて仕事にあたることができる。

 

代表的な例は、私は日本的に考えるので

取引先に土産を持参する場合、日本国内なら

取引先の会う部門に何人働いていて何人で

その土産の饅頭を分けるか考えてから購入する。

 

ところがこれは中華思想的には受け付けられない。

私があった人に渡した土産は、原則会った人の

ためだけにお渡ししたものと捉えられるのだ。

 

なので社長、副社長と面識があり好意にして

いただける見込みがあるなら二個持参する。

その時、もし専務、部長、課長と枝葉の

人物がいたら…という心配は無用。

仮に一個しか持って行かなくて、渡そうとした

人にだけ渡せたが一人忘れた場合は、

次はお土産持ってきますからね、と去り際に

笑顔で伝えるとそれでよいのだ。

 

そこで日本的にあいつは粗相をやらかした…

と後ろ指さされる心配は要らない。

二つ目(二人目)の結び目が強固になるのは

また次だな、と捉えればそれで良い。

あくまで個人の考えだが。

 

なので私は(いっぱしの会社員だが)

念のための土産も持ち合わせておき、

渡す必要がなかったら帰りの飛行機で

自分でその土産を頂くか、出張帰りに

家族に与えるか、そんな対応をしている。

 

二つの基準がある時にいつも取ろうとする

ポジションは中庸の観点が導いてくれる。

 

日本的な美徳は完全に隠さずとも、中華思想

インド思想、マレー思想など対面するあらゆる

美徳にうまく合わせて強固な網を広げたい。

 

そしてその自分が立っているベースは、

H鉱のような強度のある鉄板(勤め先)だ。

0209_マレーシアの部屋探し②

マレーシアで家族を迎え入れて過ごすための

部屋探しの記録。前回に引き続く。

 

マレーシアの部屋探しを通じて

結果的に学んだのは、誇大広告が多い。

日本なら公取の存在など、事業に嘘はつくべからず

という文化がありそれを投げ手も受け手も

良識として心得ているため、マレーシアの

ネット上の写真には簡単に騙される可能性がある。

 

築10年の物件で写真だけ新築時の場合、など

集客を目的にした情報の美化が甚だしい。

 

次に気をつけるべき点として、家賃は交渉可能。

交渉のためには交渉の材料を用意して、

その材料をいきなり出さずにまずは交渉すべし

という点である。マレーシアに限らず、

収益物件としてオーナーが保有するコンドミニアム

の多くは、部屋によって内装や設備が異なるので

横の部屋はいくらだ、という考えが及ばない。

 

なので部屋そのものの価値を正しく見定めて

同等の環境や広さ・設備で賃料が安いところと

高いところはまれにある。

 

感覚的には1000sqf以上2000RM以上の物件

なら50〜100RMを目安にどの物件も

交渉可能だろう。次に契約期間を2年にして

200RMにするとか、すぐに住み始めるから

扇風機とヘアドライヤーを追加して欲しいなど

家主の安定した家賃収入とバランスしやすい

交渉材料を見つけること。あとは嘘もあるが

この物件は来週にも内覧があるという情報を

一旦信じて、気に入ったところは早く契約する

ことだ。

日本のように手付金と重説さえ押さえれば

原則すぐに失うことはない、ということはない。

契約書と保証金の入金がほとんど必須条件だ。また迷っている時間が長いと、生活の生産性が

落ちる。住めば都と捉え、直感を信じるのだ。

 

最後にゴミ捨て場のルールや駐車場の区画、

鍵は何個あるのか、なくしたらどうなるか

エアコンの内部清掃は入居前にしてくれるか

など契約をする前に細々としたことを

不動産営業マンにどんどんぶつけていくのだ。

 

骨太の営業マンは無難な回答をすぐにくれるが

腰の弱い営業マンは回答が遅く、具体性に欠ける。

日曜の昼飯時を狙ってあえて簡単な質問を

することで私は相手のプロ具合を見定めた。

 

結果的に4人しか営業マンと会わなかったが

時間に余裕があり範囲も自由なら20人でも

30人でも相談し最高の営業マンを見つけただろう。

 

実際、営業マンに多く会うことは、他の営業マンの

言葉の信憑性を確認する行為にもなる。

疑いは信用の燃料なのだ。フィードバックが大事。

 

強くしなやかな営業マンならば2回会えば

この人になら任せられると気づくはずだ。

その営業マンを見つけたら、あとはその人に

とことん物件を探して貰えば良い。

 

心配しなくとも移り住めば何か不具合はある。

ちょうどが悪くドアがきしんだり、蛇口から

茶色い水が出たり、隣人が廊下に私物を置き

見栄えが悪かったり。何か絶対にある。

 

しかし何かあった時に言い訳をしなくて済む

ように、蛇口は全てひねりドアは全て開閉し

隣人の様子も廊下と窓から問題ないか見るなど

10秒の確認を無数に励行するのが部屋探しだ。

 

他人に与えられる環境が嫌だ、と言いがちな

人間なので自分の責任で選ぶ感性は鋭い。

 

本当にいいのは過度に拘らず、何が起きても

大切な誰かと住めることだけに集中し感謝する、

人間の温かみに終始した家探しだろう。

 

 

いや、やはり納得できない。そんなのは羊だ。

野菜売り場やスーツの店などでは羊でもいい。

不動産選びだけは狼の姿勢を忘れずにいたい。

0208_マレーシアの賃貸探し①

賃貸探しは、営業マン探しである。

 

これは私が日本で何度も賃貸探しをしてきた

中で掴んだ学び、揺るがない教訓だ。

 

なぜなら、多くの不動産仲介営業マンは、

商談をまとめるのが本当の仕事であり

客のわがままに付き合ってられないからだ。

 

売買ならまだしも、仲介は数こなしてなんぼ

の世界な分、営業マンは日夜忙しい。

 

この営業マンの忍耐力と気遣いは

高いレベルから低いレベルまで多種多様だ。

物件の玄関で自分の靴を揃えられない営業マンから

使い捨てのスリッパを下さる営業マンもいる。

後者に内情を話せるのはいうまでもない。

 

このようにあたりはずれが生じる原因として

不動産仲介営業の仕事は、参入障壁が低く、

必要な経験がないからだ。宅建はあればよし

とされるがあっても、必要な資格ではない。

 

不動産が好きで専門の学問を積んだ者など

皆無に等しいと私は感じている。こと賃貸に

関しては、余計にこの傾向が顕著だ。

 

なぜ私がここまで断言するかと言うと

私は過去に不動産仲介の営業マンを経験した

からである。期間としては2年未満なので

決してプロだったとは言えないが、それでも

法務局に出入りする同業者や家主、管理会社など

リアルな実業界のいろはを見たので、逆に自分が

賃貸を探すとなると、か弱い羊としてではなく

狼のように噛み付ける強い客になるのだ。

 

そんな日本の賃貸のひしめく街、京都から

マレーシアへやってきての、自分の部屋探し。

結果的に見事に良い部屋を見つけた。

 

場所や家賃、業者の情報は言及しないが

マレーシアの部屋探しにおいて注意すべき点を

個人的な(狼の)観点で記録しておく。

 

日本が律儀でサービス精神が豊富なので、

おそらくこの注意力は他の国でも通用するだろう。

 

まず、ネットでの情報収集について。

私は友人の紹介でMUDAHという、

日本でいうメルカリとスーモが一緒になった

ような便利なインターネットのアプリを利用した。

 

エリアや金額の希望を入力(選択)すると

条件にあった物件が順に表示され、また

そこから問い合わせを気軽にできる仕組みだ。

 

話は脱線するが、私は会社からの有難い提案を

やんわりお断りした経緯がある。

 

家探しどうする?出張も残業もあって忙しい

だろうから。会社に出入りすることのある

不動産屋に総務部(マレーシア人)から相談

させて候補をいくつかあげさせておくことが

できるけど。それとも自分でやってみる?

 

この言葉は、私は自分でやりたいんです。

と過去に何度も訴求した経験がある、会社の

偉い方が私を気遣って頂けた有難い内容。

 

自分でやるよね?と言われたら忙しさで

うーんどうしましょうか…と言っただろうし

会社に任せてねと言われたら後で結局は

自分でやるってばとなったのかもしれない。

 

会社が賃料の一部を出してくれるのが駐在としての

最も有難い待遇の一つなので、強い主張は禁物と

私も妻も理解していたが、会社も余計に総務の

労働力を費やさなくて良いというならば

私が自己責任で探すことを尊重しやすいと捉え

 

ひとまず自力でやらせて下さい。困ったり

ここがいいなという物件が見つかれば、

すぐに相談させてもらいます。と回答した。

 

結局二週間ほど余暇の大半(40時間ほど)を

部屋探しに費やしたことで物件の内覧から

家主への交渉、決定前に会社への相談、

会社からの示唆を受けて再度内覧、

娘を通わせる幼稚園や幼稚園バス業者への

細かい確認など自力で行った結果、

ここしかないなという素晴らしい物件に

住むことに日本にいる妻も喜んで合意した。

 

次回はその部屋探しから学んだ具体的なことを

少し尖った目線で切り取って記録していきたい。

 

 

0207_隣町まで牛乳を買いに

海外単身赴任生活は、とても充実している。

が、しかし、妻と2人の可愛い我が子と離れて

1人優雅に暮らすのは時として絶望的に寂しい。

 

何せ妻は家事と子育てで忙しいこともあり

こちらが連絡をした時に疲れ果てていることも

あったり、また自分の約束の前の限られた

時間にビデオ通話をしていると、娘が

大きな失敗をして妻が怒り始めたり

(一歳未満の息子が飲み込みそうな小さな

おもちゃを床に落としたままにしたなど)

一緒にいれば何となく立ち振る舞うことができても

 

ビデオ通話で悲しいかな天井だけ映っている

状態で黙って娘が叱られるのを視聴する時などは

ただ無力で、胸をかきむしりたい気分になる。

 

独身が良いか結婚生活が良いかという

考えを私は幸か不幸か、結婚してから6年間、

ずっと思考を巡らせることができている。

無論、独身は辛いという観点からの意見が

大半を占めるが、結婚生活の中で時には

お互いがお互いの持ち場で自由に過ごし

リフレッシュすることも大切だと感じている。

 

妻が帰省したいという時は、一緒の生活が

疲れるからではなく、地元九州で友達と約束を

したり、毎年行きたいセールがあるなど

具体的にかなり前から立てた予定の元に

私に相談してくれるため、私は喜んで承諾し

またそれにかかる移動費や交際費は家計から

惜しみなく拠出することにしている。

 

そして私は家族をおいて国内外の出張要請に

応じてあちこちに仕事で行くことができる。

 

頻繁に妻が帰省したり自身が出張に行ったりで

家族がみんな集まることがむしろ限定的な

家庭を持ち続けている。

 

とはいえ、今までも最長で2ヶ月だった家族の

空白の時間は、現在2ヶ月という時間軸だけでなく

日本とマレーシアという物理的な距離も加わり

いよいよ遠くに離れ寂しい気持ちになる。

 

そんな私が寂しさをうまく紛らわせたい時に

有効だと感じていることは、ドライブだ。

車の運転が好きなことと、道を覚えることや

頭の中の地図を広げていくことが好きなので

ドライブを目的に外出することができる。

 

マレーシアは渋滞の多い国として認知されているが

朝と夕方の通勤時間をはずした早朝や夜21時以降

などは逆に道の広さと交通量が全然合っていない、

つまりガラガラの道を行くことができる。

 

中国の都市部ほどではないが、それなりに

頑張って繁栄を表したいのであろう、

寺社や高層ビルのライトアップ、また大型の

ローリーや、中型バイクに2ケツをするカップ

など様々な行き交う人や景色を楽しみながら

音楽やラジオを聴き、そして自分の目標に

対しての取組や今後したいことなど

自分に向き合う独特な空間が車の中にある。

 

ベッドで横になってスマホを見る時間の

未来に対する有意義さを1とすると、

(私にとって)ドライブは5に値する。

 

ただ、ドライブには目的が要るのだ。

行った先にあればいいなという願いがあれば

それに見合った時間をかけてドライブができる。

 

あるか分からないが絶対必要なものでなく

多分あるだろうが特別必要でないものを求める

ことにしている。行きも帰りも目的地で

何をすべきか(すべきだったのか)ということを

考えたくはないからである。

 

と言うわけで、牛乳を買おう。と思いつき

私は会社から貸与されているプロトンに乗り

夜のハイウェイを南に向けて走った。

 

その頃妻は1日の仕事を終え、疲れたので

寝ますと私にテキストで連絡をくれていた。

 

心からいつもありがとうと思いつつも、

車の運転に集中し、夜のドライブは続いた。

 

目的地の寂れたショッピングモールを歩き、

牛乳売っているけど、明日スーパーで買おう。

 

そう決めてTealiveのタピオカ入りミルクティを

飲みながら、来た高速道路を同じように

"ルシュカの映画を学ばナイト"を拝聴しつつ

自分と家族の語学運用の未来について想像を

巡らしながら帰宅した。良い時間だった。

 

妻はいつも不満を言うことなく、疲れたと

事実は伝えてくれるが、私や子ども達を責めたり

せず、休めるだけ休んで無理をせず毎日を

過ごしてくれている。ただきっと、

私の知らないところでたくさんの苦労を

しているのだ。私が夜に自由にドライブをし

バブルティーを飲みながら空想している間ですら。

 

子ども達と合流したらきちんと躾をして

妻と2人の時間を持ちアジアを堪能したい。

そのために私は昼間に働き、夜に空想するのだ。

 

0206_外食の未来、フードパンダ

日本でもその他の先進国でも、2019年は

外食配達サービス元年ではないだろうか。

日本の都市部で見られるウーバーイーツの

サービスは、マレーシアではより普及している。

 

業者はグラブフーズと、フードパンダだ。

2019年7月、私はフードパンダを初めて利用した。

そのつぶさな状況と所感を記録する。

 

フードパンダは、2018年に出張で来た時には

ほとんど見かけた記憶はなかったが、

2019年4月にマレーシアに赴任するやいなや

住んでいるシャーラムで、無数のパンダの

配達人が原付にまたがって街をいく姿を見た。

 

サービスの概要としては、フードパンダの利用は

はじめに携帯のアプリをダウンロードし、

アプリと自身の位置情報を同期させる。

 

次に"レストランを選ぶ"(これしか操作はない)という

項目から自分の好みのレストランを選び、

またレストランを選ぶとその中でメニューを

選ぶ。メニューが選び終わったら、

決済方法(カードか現金かなど)を選び、

最後に自分が運んでほしい場所を登録し、

あとはアプリ中に表示された目安待ち時間を

気にしながら待つと、宅配される仕組みだ。

 

ちなみに、利用は電話番号の登録が必須なので

旅行者はもしかすると不便するかもしれない。

 

午前中にスポーツでしっかり体を動かし

買い物をして帰る予定がスコールに合ったため

諦め帰宅。再び出かけるのが面倒になった私は、

夕刻にパンダを利用することを決めた。

 

マクドナルドやKFC、サブウェイなどの有名店や

地元の麺屋さん、ナシレマの店など田舎の割に

たくさんの選択肢があるのに驚いたが、まずは

オーソドックスなピザハットにしようと決め

サラミのピザと骨つきチキングリル4ピース、

ペプシ1本で合計25.3RMの決済だった。

 

ピザは10種類くらい選べたが、パイナップルが

入ったものとチリが効いているものが大半。

パイナップルもチリも入っているものもあり、

甘いか辛いかどっちかにせえと感じた印象。

 

特筆すべきは、配達先を登録する操作だ。

アプリ内では地図と、現在地を示すアイコンが

表示されており、自分はそのアイコンを動かし

登録するだけ、極めて手間がかからない。

日本のアプリなら間違いなく住所を文字入力

させられそうだが、視覚操作のみだった。

配達先情報にコンドミニアムの棟名や階、

部屋番号を入力し完了。支払いは現金にした。

 

アプリ内で表示された待ち時間は25分で、

実際に30分もしないうちに商品を受け取った。

ガードハウスまで来た配達人は私に電話をくれ

「やぁ、パンダだよ」と名乗ってくれた。

 

もう一つ、単なる思い出なのだが、

パンダの配達のお兄さんと、ガードマン(守衛)

がペアで来たことと、私がピザを受け取る様子を

写真に納めていたことだ。何で撮るねんと

笑いながら聞くと、ビルのマネジメントに

この様子をレポートしなきゃいけないとのこと。

 

意外に真面目な対応だなと感心したのも束の間、

あぁ、守衛が自分で出前とって隠れて食ってる

のが過去にバレたんだなとほどなく気がついた。

真相は知らない。私が疑っただけの話だ。

 

守衛を務めるのは大体ネパール人なので、

彼らに会うときに私がすでにビールを飲んでいても

彼らにそこまでドン引きされることはないが、

パンダのバイク配達人は人種が分からないため

気を害されると良くないと思い、ビールはピザを

受け取って彼らが帰ってから飲み始めた。

 

やる気のない平日の晩御飯は野外の屋台で

手短に済ませるのが私のルーティンなのだが、

25リンギットで家まで届けてくれるのは大変

ありがたい。ピザもチキンもホカホカだった。

これは外食の新しい形だと改めて再認識した。

 

クレジットカードを使い、また25分かかることを

先読みして帰宅前に手配をかけておいて、

職場から10分で帰宅し、シャワーを浴び、さぁ

ビールの缶を開けようというタイミングでピザが

自宅に届く、素晴らしい動線を演出できそうだ。

 

その後は特に片付けも支払いもなく、

自分の余暇をフルに使うことができるのだ。

 

決定版メニューに出会うまで、

何軒か試してみよう。麺はやめておいたほうがいいと思うが、焼きそばならもしかすると

暖かく美味しいものが届くのかもしれない。

 

ドアの向こうで料理したり運んだり

アプリがダウンしないか管理したりしてくれる

人間が沢山いる。その便利さはお金では

買えない。みんなが担う美しい文化だと感じた。

 

元々マレーシア人はジャンクフードを平気で

晩御飯にするし、家で食べたいという欲求が

中華系やインド系よりも強い気がする。

家の方が簡単に手を洗えたりするからだろう。

 

ともあれ、有難い文化には甘えつつも

お金と時間を豊かに使える嬉しさで以って、

余暇にも生産性をもたらし、うまく行けば

身近な誰かを喜ばせる時間を捻出していきたい。

0205_夫婦生活をエンジニアリング

HOW TO INSTALL HUSBAND.

 

出所不明、ハイキング仲間のグループ

チャットに突然掲載され、夜中に読んだ。

Whiskey6.8のところで笑ってしまった。

 

私はウイスキーを飲むのが好きだが、

確かに、(妻と交際前、結婚前の)仕事の過度な

ストレスを契機に飲み始めたのが習慣化した

ものである。結婚してから旦那がウイスキー

飲み始めるリソースはこの文章にある。

 

日本人の非エンジニアの方が

どれくらい笑えるのだろうか分からないが

このブログの目的の一つは、2018年に生まれた

私の可愛い長男が大人になった時に

私の血気盛んな30代の記録を読み

勇気付けられて欲しいという試みなので

私がこれを読んで笑ったということだけでも

記録に残しておこうと思った次第である。

(もちろん、今はしらふで投稿している)

 

以下、

 

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HOW TO INSTALL HUSBAND :

A woman writes to the IT Technical support Guy :-

Dear Tech Support,
Last year I upgraded from Boyfriend 5.0 to Husband 1.0 and I noticed a distinct slowdown in the overall system performance. This is particularly in the flower and jewellery applications, which operated flawlessly under Boyfriend 5.0!

In addition, Husband 1.0 uninstalled another
valuable program, Romance 9.5, and then installed undesirable programs such as NEWS 5.0, MONEY 3.0 and CRICKET 4.1

What can I do?
Rgds
Xxxx

Reply :

Dear Madam,
First, keep in mind, Boyfriend 5.0 is an Entertainment Package, while Husband 1.0 is an operating system.

Please enter command- ithoughtyoulovedme.html and try to download Tears 6.2 , then only it will automatically run the applications Jewellery 2.0 and Flowers 3.5

However, remember, overuse of the above application can cause Husband 1.0 to default to Silence 2.5 , Beer 6.1 or Whisky 6.8

Also DO NOT disturb the original package of Husband 1.0 Otherwise new virus Girlfriend 2.5 will automatically be downloaded into your system.
So please be careful!

In addition, please do not attempt to reinstall the Boyfriend 5.0 program.
These are unsupported applications and will crash Husband 1.0

We recommend: Cooking 3.0

Good Luck Madam !
Rgds
Xxxx

 

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以上。

0204_空飛ぶ海と燃える海

今週のお題「海」

ということで日本は7月15日は海の日。

自国が祝日なのを、マレーシアで働いていると

気がつかないまま過ごしてしまいそうである。

 

幸い家族やラジオからそのことを聴き、

本日が祝日であることは理解できた。

 

マレーシアにもたくさんの祝日があるが

マレーシア人に海の日としての祝日を説明しても

想像し難いのではないか。文化の違いがある。

 

日本は自然を敬う神道がベースになっているので

海の日と聞いても特に違和感はないのだろう。

海一つでもやはり文化の解析度はさまざまだ。

 

さて、私が今週のお題「海」という

パスを出され、何を記録しようか空想した。

 

これをもしや読んで下さる全くの他人様にも

私が体験した海にまつわる旅の思い出を

写真でなくあえて文字ベースで疑似体験頂くことで

知的な海の日の思い出になれば、と考えた。

 

あくまで私の個人的な思い出よりも、

たまたま私が見た(私でなくとも見られる)海

というちょっとした旅の1シーンの記録である。

あなた様が見たつもりで読んでいただきたい。

 

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私は航空券の取得時は、窓際席を取り

出来る限り海が綺麗に見れる時間帯を選ぶ。

その中で私が今まで航空便の窓から見た

三つの海について紹介しよう。

 

いずれも見た時間は数分だったが

旅が好きな私の脳裏には深く刻まれている。

 

1、青い海は微生物

バヌアツ共和国への着陸間際に見えた海は

ただ青いというよりも、点在する島々の

緑色を縁取るように、様々な種のトルコ石

海に散らしたような鮮やかな水色が

ベースとなるコバルトブルーの海のキャンバスに

映え、また航空便の軌道も海の沖から島の端の

空港へ着くのではなく、偶然だったかも

しれないが、一旦本島のリゾート地などの

上空を旋回飛行してからの着陸だったため、

とにかく緑と青の調和が晴れた空の下

とても美しく映えていた。

 

私が旅の思い出の写真を見せた、京都大学

通っていた知人は、これは珍しい微生物だね

という感想を私に与えてくれた。海の沖の青さは

微生物が構成しているらしい。

以来私も海に微生物を感じることができている。

 

2、海が燃えている

東南アジア有数の資源国、ブルネイへの

着陸時は、沖で産出されている天然ガス

プラントが海中にあるらしく、

海面に突如煙突がでて、そこから炎が

絶えず上がっている様子を確認した。

 

上空から見ると炎は決して大きくないが

ガス産出のメカニズムを理解できないと

海面から上がる炎は不思議で仕方ないだろう。

 

おそらく、地中から精製するガスの一部は

爆発防止のため一定数外に排出しており、

ガスを充満させるよりも燃やした方が

環境に負荷はないために燃やしているのだ。

隣の席のブルネイ人もその通りと頷いた。

 

3、海の中を飛ぶ

これはマドリッドからバンコクへ飛ぶ飛行機に

乗った2005年、19歳の夏の思い出だ。

ミュンヘンからバックパックを担いで7カ国

2週間、1人で流浪の旅をした帰りの便だった。

 

イタリア上空を飛んでいる時、晴れ渡る空と

青い海の境が、わからなくなっているのを

窓から見ていて気づいたのだ。

どこまでが海でどこまでが空か、分からない。

 

どこまでも空のようで、どこまでも海のようだった。

 

その時の私の頭の中は、自分の目の高さよりも

海が高い位置にあるとしたら、今海の中を

飛行機で飛んでいるようだ、という

あくまで海好き目線の着想が支配していた。

 

先述のバヌアツやブルネイも独特な旅だったが

やはり旅の思い出の1ページにはいつも海がある。

 

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このブログのテーマは、技術者として働くことと

家庭を切り盛りしていく男の生き様であって

昔の旅を懐かしむことはあまりしないのだが、

縁あって現在も仕事で各地を航空便で飛ぶ生活を

送っていることに、人生の繋がりを感じる。

 

いまだに、もし落ちたら海に帰るだけだ。

と離陸の際は固唾を飲み、着陸には歓喜する。

 

海はその道中に垣間見る、あの世のような存在だ。

 

陸から見る海だけが海ではない。

水面下で見る海も、航空便の窓から見る海も

美しく広がる世界があるのだ。

 

一度きりの人生なのでいろいろな味わい方を

経験した方が、来世の繁栄にも繋がるだろう。

 

この海の日が、良い日であることを願う。