0326_挑戦の結果発表
5月から取り組み続けた長い挑戦。
実際のところ、自分であれこれと言い訳をし
本当は6月にでもできた"応募"を、
10月まで先延ばしにしていたのだ。
ライバル、という雰囲気はないが、
一緒に切磋琢磨する環境にあった
"研究生"たちは、すでにたくさんの成果を
あげ、卒業、年末のフィナーレに向けて
着々と準備を進めている。
自分が不甲斐ないとか、
自分はこんなところがダメだ。
という気持ちは今のところない。
"手当たり次第精一杯やった"感覚はないが
私が参加したクリエティブな活動の場では
積極性よりも、いかに自分独自の創造性を
無理なく発揮できるかが重要と捉えていた。
結果、机上であれこれ考えるばかりで、
または自分の中にある尖った創造性を
表に出すことが最後まで怖くて、
5月から10月という長きにわたって、
ただ仲間の活躍を応援していただけだった。
今夜その結果が発表される。
その結果には二つの回答しかない。
一つは合格という、長きに夢見てきた
あるプロジェクトのゴーサイン。
もう一つは不合格という、もっと長きに
渡って費やしてきた"普通の生活"の継続だ。
仲間に恵まれ、費やしたリソースも少なく
怖さや傷がつくプライドもない。期待される
不合格の烙印というのは精神的な強さで
また乗り越えて次の挑戦に生きるだろう。
しかし、心の底から合格の声が欲しい。
周りからの目が、とか。合格したらもっと
大変な職務が生活に増える、とか。
誹謗中傷の的になるかもしれない、など
リスクを考えたら不合格の方がむしろ
"今の生活を変えなくて済む"のだが。
今の生活や、期待されるプレッシャーや
合格した後の失敗やゴーサインが出た後の
将来のクローズの予感など、先を見ると
不安なことは枚挙にいとまがない。
ただ、長年夢見てきたこと。
そして今はそれに挑戦できれば、
もっと明るい未来を自分で切り拓ける
根拠のない自信があること。
"合格"か"不合格"か。
それがわかるまでは現実を知らなくていい
一番いい時間なのかもしれない。