0027_あなたの周りの最速忘年会は?
忘年会というと、12月である。
忘年会に参加すること自体は一般的な
風習でかつ、労をねぎらうポジティブな行事
として楽しみにする人も少なくない。
では、忘年会を主催する側にいる方は
どれほどのいるだろうか。私には2つの顔がある。
1つは何も考えず参加だけする、会社の顔。
もう1つは自分の仲間を集める、旅人の顔。
会社の顔は特筆すべきことはないが、
忘年会というと早ければ(規模が大きければ)
11月には出欠確認依頼や会場案内が出る、
または、幹事は誰か、余興は何かなど
段取りにもその組織の色合いが出る。
同調圧力がもはや刑務所並みに強い、
メーカーの製造部門にいるので、自由参加
ではなく、いわゆる強制参加である。
参加しない場合は理由まで公表される始末だ。
その分、参加するだけで全員が平等に
楽しめる企画があったり交流があったりで
何かと楽しく参加させていただいている。
全社忘年会、部門忘年会とあり、
今年もその出欠確認が済もうとしている。
勝手な理論だが、そろそろ忘年会のことを
考えないとな。と立案し周知する速さは、
その人の段取りの良さや気遣いのレベルを
示すバロメータになると私は考える。
そろそろやらないとなぁ。。と言って
数ヶ月も過ごせる人間に、気配りの
行き届いた会を開くのは難しいだろう。
やる、と決めたらどうであれまず
テーマを決める。会場を探す。予約する。
呼びかけて集まりそうかマメに確認する、等
余裕を保ちたい人に限って先手を打つ。
私も(忘年会に関して)まさにそうである。
次に旅人の顔。私が主催する忘年会について。
8月下旬にはやろうと決め会場探しを始める。
参加してくれる仲間には9月中に連絡して
日頃それとなく話題にしておき、
10月には出欠確認の連絡を一旦投げる。
先のことは分からないという仲間は
一定数存在する。そもそも業種柄仕事が
読めなかったり、地理的に遠く、やんわりと
参加意思がないことを言う友人は仕方がない。
こちらが会いたいと伝えると応えてくれる
仲間とは早めに「楽しみ」を設定する。
「今年忘年会何食べようか?」など。
忘年会の性質上、会った日には互いに
その一年をに労うが、準備は早いほど良い。
私が主催する忘年会は、全国の旅仲間が
一年に一度集まるもので、毎年京都で
開催している。付き合いは10年を越えて、
恒例行事である。さすがに何度もやれば
もう準備も当日対応も怖いものは何もないが、
今年の忘年会は去年のよりずっと良い!
という目標を持って始める分、だんだん芸も
細かくなり乾いた雑巾を絞るように
企画と段取りをしている。
その分、これは面白いだろうとか
このケータリングは絶品だろうとか
お土産に持って帰ってもらう品は…など
工夫した分の満足を持ち帰ってもらえる
一泊二日の忘年会はかなり幸福度が高い。
参加費用は宿泊・食事・お土産付きで
10000円〜15000円なので、身1つで参加
できる仲間にとって費用対効果は高いはずだ。
今年も宿は取れて、最低限の参加人数も超え
あとは余裕を持って細かな準備をしつつ、
会社や地域の忘年会には「幹事ご苦労様です」
という心からの感謝を持って参加する。
残りあと少しの2018年に悔いが残らないよう
また旅仲間との再開に、刺激的なニュースを
少しでももたらせるよう、アンテナを張って
毎日を充実させていきたい。
ちなみに勤め先の忘年会の会場押さえは
通常12月中旬に、翌年の忘年会分を、です。
世界最速の忘年会予約ではないでしょうか。
殆どが歯牙にもかけない話ではありますが。