ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0069_休み明けの憂鬱さに対策

回想。2018年の仕事納めの少し前に、

20歳の後輩と、日中仕事をしながら話した。

今年は9連休やけどどこかにいくのか?と。

どうやら家族で東京へプロレス観戦しに行く

のが楽しみで仕方がないらしかった。

 

プライベートに健全な楽しみを持ち、それが

旅を伴うものであれば、私は小遣いをあげたく

なる。(組織的に妙なので、あげないが)

その君の仕事を後ろから応援して差し上げる。

 

しかし話は続いて、後輩は洗いざらい

連休中の楽しみを私に話した後に口にした。

「既に休み明けを考えると憂鬱です。」と。

 

なるほどな、20歳の時にもしかしたら

自分もそうだったかもしれないな、と回想。

しかし今はむしろ、休み明けは楽しみである。

 

これを尊敬する先輩に話したら、お前は凄い。

と半ば理解できない様子でいらしたので、

日頃の貢献度と休み明けの気分は関係ない。

 

今回はどうやって休み明けに憂鬱にならずに

楽しめるか、私のやり方について記録する。

 

本当はこのテーマは12月中旬に扱いたかった

が、その頃は自分の作業に追われていて

文章としてうまくまとまらなかったので、

事後報告であることをご容赦願いたい。

 

要は「先に楽しみを用意しておくこと」だ。

旅行も人付き合いも仕事もその真髄を貫こう。

 

楽しみを実際にどう用意するかというと、

得意な仕事や、何も考えなくても手が動く仕事

好きな人と交友を持っている仕事、

作業する場所や雰囲気が好きな仕事

なんでも良いが、今できる、今やれる

ということを翌年に回した、それだけだ。

 

そしてただ翌年に回すだけでなく、

○○君が年末東京どうやったか尋ねつつ

XXで△△を作業、など楽しみを添えて

メモに書いてリストにして残したのである。

 

私はワーキングメモリーが非常に小さい。

良く言うと記憶力の代謝が良い。だから

誰と何を話したか、何が楽しかったのか、

書いて残さない事にはすぐに忘れてしまう。

 

その特質を自分で知っているので、

忘れそうな仕事は苦労しながらも全て

昨年で終えて2018年の仕事納めを迎えた。

 

そして、何も考えなくても2日間は

作業の手が止まらない程度に仕事を残し、

あとは小さな楽しみや目標をメモに残して

年始の自分への書き置きをしているのである。

 

予定調和は好きではないが、うっかり何を

すべきなのか忘れたのはもっと好きではない。

 

後輩へは端的に、「もし年明けが憂鬱なら、

楽しみになるようなことを年明け一発目に

段取りしておくように」とだけ助言した。

 

これがどう作用するか分からないが

私が仕事を始める1月7日には私はすっかり

12月28日に書いたメモを忘れ去っており

そのメモからすべきことを理解して

ホッとしながら作業に戻れるだろう。

 

安心感が根付くところに不安感はない。

言葉のままであるが。安心感は自分で創ろう。

与えられたり買うものではないと知るべきだ。

自分が安心するかたちをデザインして

自分に与える。それだけである。

 

予定外や予想外はもちろん往々に発生するが

"本来すべきこと"という名の安心に帰る作業

であれば時間と体力の使い方の問題だけで

安心感という灯火が揺らぐことはない。

 

ちなみに私は1年52週間、原則これをやって

おり、金曜か土曜に仕事が終わった時点で

会社を出る前には月曜が楽しみだなという

マインドセットに自分を落とし込んでいる。

 

その仕事が楽だからとかメーカーだからとか

そんなことは関係ない。休む前に、休み明けが

来ることは人間なら誰にでも分かることだ。

 

段取りする喜び、気を利かせる楽しさ。

誰かに喜ばれることの喜びにつなげて

いけたらな、というのが未来の野望である。

 

しっかり休んで、疲れるまでしっかり働く。

限界近く疲れたらしっかり休みをとる。

2019年も美しい循環に自分の身を置こう。