0059_寒さを凌ぐ実践方法
先日髪の毛の切り方が分からないと
中身のない記述を残したので本日は
名誉挽回で、誰にでもできる寒さを
乗り越える実践法を記録していきたい。
手がかじかんだら勢いよく腕を振る。
これはスノーボードをしている時に
ゲレンデで出会った見知らぬ人に聞いた
ことである。寒さで手がかじかむメカニズムは
血液が体の端部に通わなくなるからだという
理論。そしてそれを半ば無理やりに
自力で端部に血液を送るのが、腕を
肩からぐるぐる回すという方法だ。
これは最も手軽にできるが、効果が
続くかといえばそうではないものだ。
では実際私が愛用するグッズを紹介すると
枚挙にいとまがないので、あえて一つに絞る。
それは靴下で、名前はダーンタフである。
アメリカ製のもので、厚手で暖かいが、
適度に通気性があり熱がこもりすぎないので
登山には夏でも冬でももってこいである。
私は工場勤務で、冬はある時は外より寒く
また韓国北部などに冬に出張した際は
凍ったまつ毛でまぶたを負傷するほど
寒い地で仕事をすることがある。
ユニクロの靴下では凍傷を引き起こす
可能性があるので、冷えのきやすい足元
を支える靴下にはこだわっているのだ。
このダーンタフは、一足で約3000円する。
靴下に支払う値段としては、高価だろう。
私はここ5年以上冬場はダーンタフ一筋なので
機能には揺るぎない信頼を置いている。
300円の靴下を10足持ったところで
足元からの寒さに作業効率は落ち、
仕事の評価もプラスを勝ち得ることはない。
更にダーンタフには驚きの利点がある。
"経年で破れたら原則無償交換してくれる"
これである。良い物を、一度買ったら
一生良い品質で使い続けることができる。
これは何にも代え難いありがたみである。
正直、私にとって冬の寒さは怖くない。
他にも色々あるが寒さもエンジニアリングし
過ごしやすさに変えていくからである。
運動も工夫も少しずつするから大きな成果へと
つながっていく。寒さ対策も、できるなら
投資対象として優れた商品や考え方に近づき
寒さが怖くない側の生活を目指すべきである。
幼少期は霜焼けで足の指がみな赤くなり
病院でもらった薬を塗りながら、冬の寒さに
恐れていた、あの負け続けの時代が
反骨精神となって今の寒さに強い自分を
作ったのは間違いない。
あの時寒さに負け続けたことは
ありがたい経験だったと捉えたい。
そして今負け続けている要素は
反骨精神を持つことでいつか驚くべき
自分の強みに変わるということを
改めてここで記録し、今回はおしまい。