ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0060_45リットルチャレンジの結果

450Lキャンペーンと題した、断捨離企画を

約2ヶ月間実施し続けた成果を記録する。

 

「0008_現場整理と断捨離の話」

http://dazaific.hatenablog.com/entry/2018/10/22/124137

にて立案時の記録がされています。

 

さて、毎週45リットルのゴミ袋を

いっぱいになるまでとにかく捨てて捨てて

捨てまくろうというこの家族でのイベント。

 

結果、我が家からはゴミ袋450リットルに

相当するゴミが出て行ったことになる。

日頃捨てているゴミとは別に、である。

ゴミを捨て続けたことに感嘆する。あっぱれ!

 

先日は余暇を利用して、家族で大掃除と

不要品の廃棄を行った。毎年この大掃除では

大量のゴミが出て、家の中にゴミ袋が

何袋も溜まっていくが、今年は2ヶ月間かけて

不要品を捨て続けてきたので2袋だけだった。

 

その2袋も冷蔵庫の整理や掃除用具の入れ替え

などで当日に出たゴミが大半であり、

大掃除は単純に清掃作業に集中できた。

 

これは通例化し、毎年10月下旬から毎週

要不要を見極め、捨て続ける活動をする

価値があるな、と良い学びと教訓になった。

 

しかし、この活動がうまく行ったということは

逆にいうとゴミばかりを持って過ごしていた

ということでもある。妻の場合は衣類が多く

私の場合は趣味で使う木材や電線などの材料。

娘は細々としたおもちゃが多いという、

生活や性格からの特性が見られた。

 

私は服や靴はあまり買わないというか、

好きな服が修復不可能になってしまったら

その代わりに新しいものを買うようにしている

ので、母数は基本的に変わることがない。

学生時代から好きなカバンや時計なども

潰れるまで使おうと決めているので増えない。

どうしても欲しい物を手に入れたら、

今まで好んで使っていたものは売るか

誰か好みの合う友人・後輩にあげたりする。

 

他方で私はDIYが趣味なので、ネジや電子部品

など、まだ使えるという意識が働いてしまい

結果持っていることすら忘れている、あらゆる

部品が溜まっていく悪い習慣がある。

 

木材は今年の秋に、これから作りたいものを

考え、残す必要がないと判断したものを

川辺に持って行き、それで娘と焼き芋をした。

以後、全くあの木はすてなければよかったと

後悔することがないので、正しい判断だった。

 

逆に家にある木材を見るたびに、

また焼き芋したいな、これも焼くか。

という思考の転換もうまく働いている。

 

話はそれたが、たくさん持つことが

豊かさではない。要らないものでパンパンに

なってしまったリュックを背負って走るのは

どう考えても体に負担が大きいのである。

 

駆け抜けたいなら、要るものを見極めて

これは何があっても墓場までともに!と

それが大きかろうが重かろうが、かついで

ともに駆け抜ける気概が現代社会には必要だ。

 

別で良い学びになったことといえば、

毎週45リットル分捨てるという考えを

持ちながらの生活は、習慣をも変えた。

妻とする何気ない会話の中にも、これ捨てる?

これはもっと良いものに代えれないないか?

という取捨選択の前向きな会話が増えた。

 

どう思われるか知らないが、私は会社の

人と年賀状を送り合うことを2年前に辞めた。

そして今年は会社の人からもらい続けた

年賀状の束を思い切って捨てたのである。

 

人間づきあいは未来にあるし、原点に戻る

発想は大切だがこの紙の束には自分の原点は

ないと判断したからである。

日本の技術を背負って、旅がしたい。

それが私の原点であり、それには形がない。

 

来年450リットルチャレンジをした際に

今年はする必要がないなと言えるように、

まず物が雑多に増えないように過ごしたい。

 

また、行く場を失い、捨てられることもない

たくさんの書籍については来年に居場所を

提供してあげたいな、と考えている。

環境を整え創造性の高い生活にしたい。