DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0030_出会いから繋がりに

私には、見知らぬマレーシア人が

プールサイドで開くバースデイパーティに

参加させてもらった経験がある。

 

2017年の8月に単身マレーシアへ2ヶ月

出張へ行った頃だった。マレーシアの気候は

年間を通じて温暖で、雨季はあるものの、

日本の6月から8月のような暑さが続くため

分譲マンションやホテルでプール付きは多い。

 

出張時の滞在先はホテルではなく、

キッチンや郵便ポストなどのある

分譲マンション、いわゆるコンドミニアム

にしていただいたた。私のような外国籍の

住人よりは、マレーシア国籍の方の方が多く、

人種はマレー系・中華系・インド系と様々だ。

 

そこには共有のプールがあり、私は暇になると

そこで日焼けをしたり少し泳いだりして

利用頻度は高い方であった。プールは、

ひょうたんのような形をしている深さ120cm

ほどの大きなものと、20cmほどの小さな

子ども用プールの2つが隣接してあった。

 

プールを利用するほとんどの住人は子ども連れ

だったが、いつ行っても貸切状態だった。

そんなある日、同居していた後輩社員と

買い物の帰りにプールを見ると、何やら

人がたくさん来ており、楽しそうにしている。

 

車を停めて2人で行ってみると、どうやら

小学生くらいの娘さんの誕生日祝いを、

プールを借りてやっているところだった。

ケータリングで飲み物や食べ物もプールサイド

に出されており、遠慮なく頂くことに。

Teh tarikという甘いチャイのような飲み物が

おいしく、印象に残った。その時に話した

主催者(お父さん)とはそこで一度会ったきり、

約1年間はFacebookで繋がってきた程度で

特に一緒に何かするわけではなかったが、

「その見も知らぬ買い物帰りの日本人を

楽しいパーティに参加させてくれた良い人」

として私の脳裏にはしっかり焼きついていた。

 

出張から帰国して、一年経った2018年10月。

Facebookメッセンジャー機能で連絡が入る。

なんとそのマレー人ファミリーが、

旅行で来日するというのだ。

 

クアラルンプールから関西空港へ発着し、

大阪に約1週間の滞在を予定。私が住んでいる

京都へも2日間観光したいという連絡だった。

 

私は喜んで何かさせて欲しいと返事し、

それでは京都での2日間会おう、という話に。

彼らからすると初の日本で、交通システムや

言葉など不安もあるが、かなりの楽しみで

沸き立っている様子が伝わってきた。

 

いよいよ本日には入国、明日にはともに

嵐山観光を両家族で行う予定である。

 

出会いから繋がりに、というテーマで

ほとんどは経験談を綴った内容だったが、

大切だと思って実行していることが

今回の経験に繋がっていると感じる。

 

まず、最初の出会いで遠慮なく飛び込むこと。

私が海外に行った時は本当に厚かましい。

人の家にあがって食べたいものをリクエス

するなんてことは、日本人同士であると

はばかり多く、なかなか実践し難い行動だ。

 

しかし遠い日本から来たという利点を考え

とにかく私は今この地を楽しみ尽くしたい!

という熱い気持ちを全面に押し出すと、

本当に楽しいことが舞い落ちてくる。

 

そして、遠慮なく楽しませて頂いたご恩を、

必ず再会につなげること。再会を約束する。

再会の実現可否はまず話し合わなくても良い。

 

ただその場で、一方的でいいので、

このご恩は次の再会で果たします。と相手と

自分に誓うことだ。自分の誓いは言葉として

忘れることはあっても、行動として自ら背く

ようなことは自然と少ないものである。

 

出会いを十分に厚かましく楽しませて頂き、

そのご恩を再会して120%でお返しする。

日本人精神でもてなせば造作無いことである。

 

この関係性を繋げていけば、遠い国に

いつかまた会いたい友人がいる、という

ロマンに満ちた人生観にもつながるだろう。

もちろん120%を目指して90%くらいしか

出せなかった経験もある。しかしその時は

また次こそは130%でいこうと誓えば良い。

 

ちなみに元同居人の後輩に話したところ、

「ほんと好きですね。僕には分かりません」

との事だったので、立派な才能だなと感じた。

 

1年に1回でも良い。そんな、粋で

未来に希望をもたらすような出会いを持ち、

先に繋げていけば長い人生の楽しみの資産は

上手に増えるだろうと感じた秋の夜です。

 

再会の記録もブログの記事に残すので

私も書けることを楽しみにしています。