ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0121_夫婦円満は女子力で補おう

私の妻はもともと旅仲間、飲み仲間なので

会社や部活で上司部下や先輩後輩ではない

フラットな関係である。年齢は1学年ちがう。

 

私と妻の仲が良いことは、地域の人や私や

妻の友人達には知れ渡っていることで、

私も夫婦仲は自慢できるものだと自負している。

 

そんな私が推奨する男性側の姿勢として、

今回は「女子力」をテーマとして取り扱いたい。

 

私自身、中学高校では体育会の部活動に所属し

いずれも中学は市内でベスト4、高校は府内で

ベスト8のチームのレギュラーメンバーだったので

男らしい世界というのを知っている。

 

何より、男女比が9:1のメーカー勤務なので、

男らしい世界以外を知らない仲間も多い。

 

女が何を考えているのか理解できない人間の

気持ちは、何となくわかるのである。

 

私は幸いそうではない。妹がいることや

高校は英語科に入っていたことでクラスの

ほとんどが女子。大学も外国語だったので

2年間楽しんだゼミは男女比1:4だった。

いわゆる、女子が何を考えるか分かる環境に

身を置くことができた経歴がある。

 

このブログは誰かのために役立ちたい、

困っている人にとって有用でありたい、と

願い、誰も見てくれなくても将来自分の息子の

良い娯楽にはなるだろうと考えているものだ。

なので未来の大人の息子に宛てる気持ちだ。

 

男の中の男よ、女性的な一面を持て。

 

今回はこの観点で私が夫婦生活で工夫する

簡単で効果的ないくつかの手法を紹介する。

 

私自身がとても活動的で自由な人間なので

未来の夫婦生活までは今担保できないが

少なくとも現時点で妻を幸せに導こうとしている

ことだけでも未来の息子に伝われば幸いだ。

 

・記念日や祝うべき日は、花を買って帰る。

・仕事が遅くなった寒い冬は雪見だいふくを買って帰る。

・妻が行なっている家事の導線ややり方を見て

改善できるところはDIYで変える

(台所の収納や棚の高さなど)

・自分の不在中の出来事は毎日報告してもらい、聞き役に徹する

・何かを頼みごとをする前に、その余裕があるか予定や悩みを確認する

 

実践している人から見て言ってみれば常識

といえそうな内容だが、私は結婚当初はつい

サプライズの旅行やディナーなど、肩肘張った

贈り物で喜ばせようと自分本意で考えていた。

 

結婚相手とどのような依存度合いがあるか

(例えば妻は何もやらずお金だけ使うとか

妻の方がバリバリ仕事して稼いでいるとか)

また夫婦のパワーバランスも様々だが、

夫が妻を敬って大切に扱う必要性は同じだ。

 

本題の女子力についてだ。家にいる誰かに

花や雪見だいふくを買って帰るという思考は

一人暮らしや親元で暮らす場合には生まれない

こともあるだろう。しかし、女子が家にいる

場合には、花や甘いものがあればそれだけで

家が簡単に華やぐのだ。花をもらって邪気に

するのは男性でもすくないはずである。

女性なら手放しで喜んでもらえるだろう。

 

気張って何か特別なことを日々し続ける必要は

なく、むしろたまにやることに価値があるのだ。

 

加えて、会社経営や管理職、店舗経営などを

行うと必然的に細やかな気配りが重要となる。

みんなで使用するトイレを綺麗に保てるか、

飲み屋や社内イベントのために注文する

飲食は過不足なくバラエティに富んでいるか

などの気配りを発揮する力を女子力とすると、組織の繁栄は女子力で決まると言っても過言ではない。

 

何も、生物学的に女性的なものの見方が

組織運営に必要だというのではないが。

細やかな気配りと、色鮮やかな楽しみを

組織やチームの活動する喜びに繋げていけるかは

どこで何をやるにも重要だ。ましてや、

たった2人で延々と続く夫婦生活ならば

円満にお互いを楽しませ続けるためには

「相互性」が必要不可欠だ。

 

女性も男性も相手を喜ばすのに役割などない。

少なくとも男性が女性に優しくするのは、

この世界の流儀なので、研究と行動を惜しみなく

続けていこう。