DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0144_鼻くそが飛んでくる

ビジネスや子育てや旅行観などで

身の回りに起きている出来事を俯瞰し、

またそれによって内省し、奮起し。

というのが私の日常のスタイルだ。

 

タイトルはおかしいが今日も学び多き題材だ。

 

IKEAで買い物をしている時、小物売り場で

わりと人がひしめくその中で、ひとりの

インド系とおぼしき白髪のおじさん(60歳前後)

が、おもむろに人は指で左の鼻の穴を押さえて

次の瞬間「フンッッ」と、鼻水が鼻くそか

分からんが固形物を鼻から床に噴出した。

 

これは東南・東アジアではわりと見る光景で

何という技なのか日本にはない文化だ。

タンを吐くのと同じくらい目障りである。

 

屋台街で食事をしていて、隣で食べている

おっさんがそれをするのをよく見かける。

おそらく、ポケットティッシュを持ち歩く

習慣がなく、手を汚さないために、鼻の中の

異物を早急に処理する最善策なのだろう。

 

問題はIKEAの調理器具売り場で、目の前に

私がいるのにそれをしたことだ。

「うわ!!」と言ってしまった私に

彼は逆に驚き、鋭い眼光をこちらに向けた。

お互い、特に何も言わなかった。

 

実際、インド系かどうかは分からない。

ネパールかスリランカか、人種は分からない。

 

ただ、中華系やアングロサクソンでないことは

明らかであった。私は人種の特定をしたいので

はない。この多民族国家マレーシアで、

鼻くそ砲をやらない人種はいることは

おそらく当人も気づいているはずだ。

ましてや誰かが商売をしている室内だ。

 

これは人種とか文化とか全く関係なく、

当人を正さなければいけない問題である。

私はそんな風に感じてしまった。

 

ところが、実際はどうでもよいのである。

猿のぬいぐるみがお皿のコーナーで

ぐったりしていたり(要らなくなって置いた?)

とにかく途中で買うのをやめて雑にその辺に

置いてあることが日本よりかなり多い。

「買わないから元の位置に返しに行こう」

あるいは「買わないので戻してほしい」

という、売り場を美しく保ちたい気持ちが

日本人なら誰にでも少しはあるはずだ。

 

ここマレーシアでは、それを声高に捉えた

ところで何も変わらない。私にできるのは

鼻くそ砲をするだろう人種と年代には

むやみに近づかないようにすることと

もしそれを見ても気分を変えないことだ。

 

私は異邦人だ。変えにきたのは子会社であって

量販店に休日にやってくるおっさんではない。

 

ただ、何もしないのは本当に無理なのだ。

おそらく、次回以降同じことがあったら

私も鼻くそ砲(空撃ち)で応戦しよう。

 

そんな悶々とした折にVOICYで聞いたのは

サウザーラジオ第267回のアリの法則の話だ。

全てに勝とうとするから大切な所で負ける、と。

 

まさにそうだ。私は大きな市場経済の中の

機械と電気の技術面で戦いをしており、

それさえ影響力を伸ばし勝ち続けていれば

他は負けてもいいのだ。鼻くそが飛んできても

買って3回は洗ったタオルの色落ちで真っ白な

シャツが変色しても、負けの2割として

感謝しよう。それが残りの安定的な6割の平穏と

2割の成功を保つために他に代え難い、

奇跡の鼻くそであることを願う。