ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0154_動かされる人と動く人の違い

長男の初節句を家族でお祝いして

簡単に身の回りの片付けと昼食を摂って、

以下の順番に移動をした。

●5/5

17:00京都市の自宅発。

19:20私鉄を乗り継いで関空着。

         到着後お土産購入や、絵葉書を投函

20:30搭乗手続きを済ませる。

21:00荷物検査などを経て搭乗ゲート着。

21:30搭乗まで機内で読む本の整理。

22:00日本発エアアジアX

●5/6

03:45クアラルンプール着

05:00タクシーで帰宅

05:45荷ほどき完了、仮眠

06:45起床、身支度をする

07:15出勤、通常業務

21:30夕食に点心食べて帰宅

22:30洗濯など済ませ就寝

 

我ながらハードな行程だった。

これが誰かの命令だったなら、

途中で従うのを辞めた可能性も高い。

 

時折VOICYのサウザーラジオを聴くのだが

"勤め人卒業"したらこれだけ仕事に突き動か

されることもなくなるんだろうなと感じる。

 

私はサウザーさんに学び、勤め人としての自分を

かなり卑下してここ一年ほど暮らしている。

今も、"勤めているだけで夢がない"大人は

可哀想だから近寄らないようにしている。

 

しかし、私は客観的に見たら仕事にかなり

動かされている人物だ。ハードであればあるほど

自分の意思でやっているという、見せかけの

情熱が湧いてきては、とことんまで働く

意欲が私を行動させるのだ。

 

これが実は本当に幸運だと今では思っている。

前置きが長くなったが、動かされる人と動く人。

ちょっとの違いだがその差は大きい。

 

長距離移動を頻繁に一人でしていると、

読書や景色を楽しむのと同様に、

人間観察も立派な嗜みになってくる。

 

飛行機移動や新幹線移動などは長距離移動の

典型で、乗客たちはおおよそ動く人かあるいは

動かされている人に大別できるのだ。

 

それは私の観点では、出張なら動かされる人

冒険家なら動く人、というように肩書きや

客観性からの判断ではない。

 

私は80%以上動く人のスタンスである。

行きたいから行く。という気構えが基本ある。

だから移動先でする仕事を楽しみにするし

移動に合わせて誰と会おうか、誰に連絡を

取ろうかと考えて動くことが心から楽しい。

 

逆に動かされる人の特徴は、目的地に楽しみが

具体的にない。動くことすなわち大変という

偏った感覚がある。知らない人、文化、土地に

「知りたい」という気持ちを持ちにくい。

などが私の知る限り挙げられる。

 

どちらにしても人間、動かされるよりも

自分で動く方が気持ちが良いものだ。

 

通路で邪魔になって立っている時に

退きなさいと言われて動く人よりは

最初から人様の邪魔にならないように

動く人の方が好感が持てるものだ。

 

連休が終わることで、休み明けの仕事へと

動かされる人と、休みに十分休養したので

次の休みに向かって動く人。私は日本に

いないので、その人間観察ができないが

少なくとも仲の良い気の合う仲間たち、

このブログに溜まってくださった方々は、

自ら動く人であってもらいたい。

 

毎日毎分毎秒、人は動けるのだ。

それなのに動かされるなんて、もったいない。