DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0172_金がなくて悩む時

時間とバイタリティがあって、

消費意欲があって、友達がいて、

行ってみたい場所や体験したいことが

無数にあるのが若さの象徴である。

 

学生だったり、少なくとも子どもができる

までの期間はそう呼べる時期だろう。

 

一つだけこれらに関して触れていないのが

お金についてである。何よりお金がなければ

そもそもの経済活動の自由度は、上がらない。

 

このブログは原則お金の持ち方や使い方に

ついては述べないことにしているので

どうやってお金を増やすか、貯めるか、稼ぐか

についての記録をするのではないが、

 

私が過去を振り返ってお金がないなと

思っていた頃に、その時しなかったことで

すべきだったと今感じることを記録する。

 

簡単なことだ。紙とペンを買うことである。

 

今の社会ではスマートフォンとネットワークが

あれば、何でも自由にできるので、そもそも

大半の人はお金がないことに悩む間もなく

消費社会に突き動かされるままに行動して

いたり、お金を使い切っても困らない社会の

インフラを活用していたり、さまざまだ。

食うのに困らないのであれば別段示唆はない。

 

しかし、バイタリティというのは

実現不可能なことに対しての渇望だ。

恋愛にしても消費行動やスポーツにしても

今出来ないけれど未来にはできているという

自分を信じる精神がバイタリティである。

 

お金がない状態は、お金さえあれば

それが上手くいくという状態とも言える。

 

ただ、問題はもしこの考えが浅はかであると、

100万円あったら車を買いたい、というような

購入時で夢が終わるパターンの脆弱な思考だ。

 

私が言いたいのは、日頃パンやおにぎりを買うのに

100円とか200円の瑣末な差に心理的な不自由を

感じている者が、100万円と90万円の違いが

10万円違うことにどれほど違いを的確に感じ

られるのだろうということだ。

 

車を買うだけなら100万円も要らない。

しかしメンテナンスや駐車、道路料金や

ガソリンにはお金がかかり続ける。

 

それを何とかして頭の中で整理して、

100万円を余すことなく使って自由な夢を

手に入れるには、使い道や行きたい場所や

購入時期を紙に書いて整理して、

正しく再現性のある夢にすることが

私が今回言いたい"お金がなくて悩む時"

にすべきことだ。

 

この訓練を正しく休まず続けていれば、

逆にお金を多く持つようになった時強い。

要するに予実と段取り思考が身につくのだ。

 

あくまでお金をどうするかというよりも、

願望を数値化してスケジュール感を持たせて

細かく工期や必要な労働力を計算して

紙に書いていけば、おかしいと気づくことや

あるいは慣れないうちは自分のゴールだけが

存在してその筋道を見ることはないだろう。

 

例えばフェラーリに乗りたい。という

偉大なる夢を見たとしよう。まず家の近所で

フェラーリを購入できる場所を探すことと

購入にいくら必要か、購入時に維持費として

いくら拠出しておくのか、それが尽きた後

収入からいくら維持費をまかなうのか。

事業の経費で落とせるのか、そもそも

行くべき場所へ行くのに最適な車なのか、

など、無数の疑問に購入前に対処しなければ

夢の続きを夢見ることは難しいのである。

実現して失敗したと言うようなら夢ではない。

 

ならば、フェラーリに乗るためにお金をいくら

稼いでいくら貯めれば何年かかるのか

その何年か先にフェラーリの価値は今から

見て変動していないのか。自分はその未来に

若さを保てているのか、など建設的に考えられる。

 

意思が弱い人間が夢を見られない理由はここにある。

考え込むのにかかる労力を節約してしまうのだ。

 

紙に書くだけであれば誰の何の邪魔を

するでもない。またインターネットをあくまで

道具として、紙の上での自分のアイデア

本当の夢の道筋として、記録に残せるのだ。

 

これが案外、頑張っている人にとっては

ほんの数年でも経ってその紙を見ると

自分の成長や考え方・価値観の変化や

置かれている境遇の客観視ができるのである。

 

私は旅をしたい旅行先を若い頃にもっと

紙に書いて残しておけば良かったと後悔する。

 

駐在の夢を叶えて、ある程度時間にもお金にも

余裕を持てる見込みが持てたので、さぁ

若い頃の夢を叶えようと思ったその時には

頭の中はとても現実的で、ゼロから夢を持ち

始められるほど柔軟ではない。

 

旅に関してはそもそもが、観光をしたいのではなく

プロとして世界を旅したいと25歳で決断し

ものづくりの世界に入ったため、仕事で

行ってみたいと思える国は頭の中にも、

また紙で記録する上でも残っている。

 

シベリア鉄道に乗って旅をしたいという、

旧友との20歳の頃の会話をふいに思い出したので

その時の夢は紙に書いて残しておくべきだった

という気持ちから、今回お金にまつわる観点も

加え、記録させていただいた。

 

紙とペンならコンビニで手に入る。

暇があれば20枚くらい、頭の中にある願望を

書きなぐって繰り返してそれをさらにまとめて

未来に向かって意味をなす具体的な夢を

これからも書き残していきたい。

 

紙がもったいないなど考える必要はない。

ぼーっと情報を見て垂れ流している時間は

積み重なれば紙の何百倍ももったいないのだ。

 

人生は一度で、今はもう一生来ないからだ。