ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0284_夜中に考え事をすると

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夜中に考え事をすることについて

私の現時点の考えを記録する。

 

夜中に考え事をするのは良いことか

それとも悪いことか。どちらも、か。

 

私の考えでは、まず夜中に考え事を

もししたいなら守るべきことがある。

 

・適度な飲酒量または飲酒しない夜中

・疲れているが眠れないはNG、寝る

・考え事=悩み事であってはならない

・建設的な考えかどうかは翌朝判断だ

 

この四つは(とある夜中の思いつきだが)

私の経験上、守るべきこととして記録できる。

 

その解説を前に、考え事の無意味さについて

先に考察しておきたい。例えば、真っ暗な夜に

森の中に迷い込んだとして、どうやったら

自分の周辺が明るくなるか考えるとしよう。

 

火を起こすのか、持っているランプを使うのか

朝が来るのを待つか。

ここで必要なことは、およそ以下のどれかだ。

 

・手持ちのライターで火起こしを始める

・ランプで辺りを照らし、その明るさが

 自分を救う灯になるか確認する

・安心して休める場所を歩いて探す

大切だろうこれらは、行動するということだ。

 

・ライターの代わり、火起こしを調べる

・ランプが何時間点灯し続けるか考える

・朝が何時間後に来るか考える

というような、"決断と行動を伴わない時間"は

極力短くした方が良い。

 

暗い森の中にいることは危険なので、

身を守らなければならない。そうなると

生き残りをかけて自分の手持ちの道具や経験や

勘や運に任せて、手や足を動かして行動するのだ。

 

理論上自分は助かるかどうかを考える。

生き残りをかけた時、考えている時間などない。

 

"考えている"ことは"逃げていること"ではない

にしても、前進してます!と言いきれるほどの

行動だとは言えない。考えるだけ前に進むほど

人間の体や自然環境は便利ではない。

 

話を戻して、夜中にもし考え事をするならば

何かに書き留めることが重要だ。そうでなければ

大体の無駄な考えや不安が寝ることで精査され

「昨晩遅くまで何考えてたのだろう」となる。

 

書き留めたことが人生に有効なら、書き換えたり

夜中の考えは無駄だった、と切り捨てたり、また

何かしらの行動につなげることができる。

 

成果を問うことなしに考えることは簡単だ。

 

倉嶌 洋輔さんが、VOICYのBook Cafeの

対談でおっしゃっていた面白いと数値を

紹介しよう。人間の脳の消費電力についてだ。

 

ぼーっと何も考えてない時:20W、

一生懸命頭を回転させる時:21W。

 

必死に考えたところで、一個人の発想と行動の

量や質が10倍、100倍になることはない、と

この数値は教えてくれる。

 

それならいっそ、使う必要のない電力(考える時間)は

抑えて、休める(寝る)方がいいだろう。

 

結論、夜中に一人で考え事をすることよりも、

心地よい日差しの下や誰か有力な、自分にない

着想や反応を持ってくれている誰かと、

時間を決め、"決断する覚悟で考える。"

ということが有効だと私は考える。

 

無駄な時間にしたくないなら、夜中の考えを

自分に分かりやすく言語化し、記録し、

朝なり翌日の夜なりに、再確認するのが良い。

 

無駄な時間の経過は、大切な時間の浪費で

浪費が多い人ほど不安や焦りが募るのだ。

 

効率的、という言葉があまり好きでない私だが、

健全な行動を続けているかどうか、

できるだけ活動をしている最中に深く考えたい。