ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0213_頭の棚卸しする方法①

VOICYやビジネス雑誌、自己啓発本などでは

向上心のある日本人ビジネスマン向けに、

よく頭の整理や自身の思考の理解を深めることを

推奨しているが、推奨する成功者たちは

自分たちの手の内を明かすことはない。

 

私が聞いていて少し不思議に思うのは、

「棚卸し」という言葉である。尊敬している

方の言葉なので自然に言葉自体を受け付けるが、

その後に深く考えて違和感になってしまう。

 

棚卸しとは、一般的に言われるのは

小売業などで定期的に行われる締めの作業で、

在庫の保有数を確認し、次の発注や

在庫の中に無駄なものが長く残留していないかを

確認する、過去を整理し未来に備える仕事である。

私が飲食店でアルバイトを4年間した時に

学んだ棚卸しは上記のようなことである。

 

では、ビジネスシーンにおける棚卸しという

言葉は一体どういうことなのだろうか。

・締め日を決めて、頭の中を整理する。

・混乱した状態を今一度見直す。

といったところだろうか、よく分からない。

 

この棚卸しの手法については、

私が察するに、"秘伝のたれの作り方"の一つ

なのだろう。棚卸し自体が新しい創造を生む

のではないが、棚卸しを経て、整理された頭と

健康な体を持つことで知的創造は始まる、と。

従って棚卸しをどう行うかについては

実際にスーパー各社で手法が異なるように

人によってもそのやり方は千差万別だ。

 

察するに、忙しいビジネスマンほど、棚卸しが

できているとはいえ、実際の棚卸しを体系化

して共有までする人は多くないと思う。

そこまで無心に手の内を返さないのだろう。

 

私は頭を使う仕事でなく、体を使う仕事だ。

40メートルもある巨大なシステムを手で作る。

職人のような仕事である。戦略など要らない。

 

ところが自分のキャリアや目標や、

家族とどう生きていくのかという長期目線で、

人生を捉えると、やはりこれは棚卸しが必要だ。

 

・自分個人の人生の目標

・自分が養う家族像の目標

・自分の職業に関する目標

 

私にとってはこの三本の柱が独立して存在し

それぞれに対して関連しつつも進捗度合いが

異なったり目標の修正が入ったり様々だ。

 

今回も二日に渡って私の頭の中の整理法

DAZAIFICという男が棚卸しをいかに

行なっているか、を具体的に記録したい。

 

準備するのは一冊の本、

医師のつくった「頭のよさ」テスト

認知特性から見た6つのパターン

本田真美著 光文社新書より

 

この本の冒頭にある「本田35式認知テスト」

テストは15分あればできるので、まず行う。

次にその集計から結果の判断を行う。

これにも約15分ほど見積もっておこう。

最後に結果を見た後の棚卸しに30分、

合計1時間、とくに頭は使わないが、

仕事や家事などに比較的追われていない

(極端な◯◯モードになっていない)リラックス

したタイミングでこの1時間を捻出しよう。

 

細かいアドバイスだが、ボーナスをもらう前や

年末年始の休暇が始まった時などは

逆に避けた方が良いと私は考えている。

 

気が大きいと感情にブレが出てリアルが見えない

気がするからである。あくまで7月や10月など

別になんてことないだろうタイミングでの

棚卸しを推進する。次回に続く。