0167_溜まった疲れへの対処
ここ最近、私は仕事をしている時間が長い。
朝会社に行ってから夜帰るまでの時間も
さることながら、業務時間内の暇な時間は
同僚や先輩から飛んでくる業務日報や
技術関連の回覧に目を通すこと、
仕事で学んだことのメモや写真の整理など
とことん完璧にやろうとすればするほど
時間がいくらあっても足りないと感じている。
あれもこれも大切だと感じているうちはいいが
問題は"やらなければならない"や"休む暇がない"
という受け身のマインドセットに転じることだ。
何かショックな出来事や体調不良などで、
平和な日々から一転してドカンと大きな
ストレスを感じることよりはむしろ
時間と根気さえあればできることが滞留し
ダメだ。遅れている、追いついていない。
という考え方に頭の中が啄まれていく。
そんな時に何より必要なことは
悲観的になってしまったとしても表現しないこと。
自分に期待や責任があっての仕事の滞留ならば
期待や責任を放棄してしまうことは誰かにとって
失望や悲しみにつながることが想定されるので
あくまで、やってられるかという気持ちを拭い
やってられるんですが大変苦しゅうございます。
という謙虚さを心の芯に据えるのだ。
さて、では溜まった疲れへの対処だが
単純に言えば、よく寝ることだ。
そんなことは誰にでもわかっている。
疲れや仕事が溜まるとそうできないのだ。
そうなると工夫を加えることだ。
例えば24時まで仕事をして、翌朝は8時から
となった場合、7:45まで寝るのだ。
気が張っていると26時まで寝られず
朝は6時に目がさめるなどということもあるが
無理をしてでも、10分でもいいから長く寝る。
寝ている時間が惜しいという感覚から、
ちょっとでも寝なきゃいけないという感覚へ
自分を持っていければ、少なくとも3日もすれば
ぐっすり寝られるチャンスが来るはずだ。
その3日間は地獄のように疲れて眠いこともあるが
寝ることで回復した暁には、その頑張りは
財産になる。もちろん、誰かから他に代え難い
貴方へという要求があってこその頑張りだ。
誰にも心から頼られていないうちに寝る間を
惜しむだけで頑張っている感を出すのは違う。
ともあれ、寝なきゃなぁという感覚は、
寝れたらいいなくらいでは実現が難しい。
遠い未来の目標や目先のストイックな挑戦に
ついつい無理を続けてしまうこともあろうが
疲れが溜まったらそれをトリガーにして
よく寝ようという発想の転換を図ろう。
3日以上全く寝る暇がないことなど人生に
そう何度もないはずなので、そんな時は
仕方ないと言って寝られるまで頑張ることだ。
序盤にも述べた通り、期待されている想いや
自分でしかできない領域の責任を持っているのに
投げ出してしまうことは悲しい結果を生む。
決断するなら寝起きにして、すぐに寝るべきだ。
頑張れ!疲れたら寝ろ!寝たらまた頑張れ!だ。