ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0151_令和元年初日のフライト

元号が改まることに対して持つ思い入れの

大きさは天皇さんと堀江貴文さんとではきっと

同じでないように、私とあなたでも違うだろう。

 

ともあれ私は1月1日や4月1日や10月10日、

好きな人の誕生日や記念日が好きなのである。

元号が改まるなんて一つのBiggest eventだ。

 

マレーシアでは何のこと?というような

10連休のない5月だが、5月1日はメーデーだ。

私は2.3日に休みを頂き、5連休にさせて頂いた。

 

着任早々私用で帰国するのは少し気が重いが

そこはマレーシア。日本人も中華系も社長も

あ、そうなのね。了解。というだけで、

「息子の初節句と引越し準備で…」という

日本的に休みを安心して取るための根回しは

全く不要であった。もちろん工場での仕事は

チームプレイなので私の不在は生産に影響が

出ることに変わりはないが、それはそれとして

いるメンバーでできる限りやろうとする

(無理しない)のがマレーシアの雰囲気である。

 

少し駄文となるが2017年の夏、

日本の工場に勤めている間、留学生が国に

帰国する前に平日に休みを取ってUSJに行った。

その休みを取るのに上司に相談したところ、

「最後は自分の判断で、慎重に」と言われた。

最初から決断しとるんじゃこっちは!

とツッコミを入れそうになったがその時も休んだ。

 

20歳のアメリカ人と家族でUSJで遊んだら

最高に楽しかった!と話したい所だったが

私が抜けたものの10時間だけで製造工程の

やりくりがどうだこうだと不在時もめたらしく、

何となく後味の悪い休暇明けの出勤と

なったことを今でも記憶している。

 

しかし、それもそれ。それは嫌だったけど

屈しなかったから私は元号が改まる今日に

忙しい中を気持ちよく休んで飛行機に乗り

大好きな家族を抱きしめるため旅するのだ。

 

令和の時代がどうであるかという話は、

(5月5日に初節句の)生後8ヶ月の長男には

まだ早すぎるが、4歳の娘と32歳の妻にも

じっくり話をしてみたいと思う。

フライトの6時間のうちに手紙でも書こう。

 

家族はこれから、飛行機が安全に飛び続ける

限りは上昇気流に乗って高みへ向かうのだ。

 

家賃や光熱費をボーナスから拠出することや

娘の習い事に費用対効果を考えたりすること

家を買うためには妻が働かなければならないこと

 

そんな一切皆苦をこれからは笑い飛ばして

先へと大きく前進していこうと決めた。

 

前にも記録したかもしれないが

私は航空券の座席は原則41Aをとる。

以前に何となく41Aにしたらその時に

生涯の友となるインドネシア人と出会い、

良い縁があるように願掛けで41Aにするのだ。

(座席を覚えるのが面倒なので毎回同じに

しておくという効率化の結果でもあるが)

 

令和一発目。空の上で考えることはいつも

敬天愛人がベースとなっている。会える人を

愛し、利他の気持ちを持って仕事や旅をして

家に帰ったらとことんリラックスしたい。

 

旅を好む全ての方にとっても、令和の長い旅が

安全かつ刺激的なものであることを願う。