DAZAIFICの、ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

0230_デスクトップの乱れは心の乱れ

私はエンジニアだと名乗っていて、

海外渡航時の入国カードの職業欄には

Engineerとややくずれた字体で書くことに

職業へのこだわりを持つ、日本の職人だ。

本当は自称!日本の職人だ。

 

地元京都では"しにせ"と呼ばれるには

100年以上続くことが条件とされる風習があり

老舗と同じ字を使えても、100年未満は

"ろうほ"と呼ばれるそうだ。

 

私のEngineerも、丁稚に近い状態からすでに

自称エンジニアとして始まっているので、

この後本当に7つの海を股にかけ、勤め先や

業界が認める揺るぎない技術力を手にした時

本当のエンジニアになると考えている。

 

実際のところは、機械工員や工程師だ。

機械を作る仕事を与えられてそれを作るだけだ。

 

何か世の中に価値を提供したり、

華々しく異業種の人と会うことや最先端に

触れることなどない、地道で無骨な工場勤務だ。

 

そんな私でも自分用のPCを貸与されている。

非製造業の方には意外かもしれないが、

製造現場の作業員全員がPCを持っているか

といえば、それはない。現場の技術者は基本的に

与えられた図面やルールや作業手順を守って

手を動かすことが仕事だからである。

 

そんな私が大切にしていることがある。

デスクトップを乱さない、ということだ。

 

正確には分からないが、自分が作った機械の

時価総額はおそらく年間で10億円ほどになる。

売ったのではなく、自分が組立や調整を

担当したという意味だ。10億円の品質を作る。

営業職のように数字に追われることはないが

妥協を許さない技術の世界は奥が深く

甘えを絶って臨まなければ大きな失敗をする。

 

その仕事(機械)を完結させるためには

たくさんのパソコン操作を必要とする。

目を通す電子データも多い。

 

しかし、デスクトップを常に整えておくことが

私の心の平静を保つために有効なのだ。

今回はその自分の決まり事を共有したい。

 

デスクトップの中央にはショートカットや

フォルダを何も置かず、画面左側端に8個、

右側端に8個、これを限界の数として決めている。

画面左端には最も良く使うアプリケーション

パワポとメモ帳の白紙データ、ゴミ箱があり

画面右端にはデータが格納されている会社の

サーバへのショートカットが8個並んでいる。

 

スクリーン中央には無機質なカレンダー、

会社の稼働日が載っているものだ。背景は茶色。

 

そして、仕事でデータを必要とした時は基本的に

空間に一度置いて、仕事のきりとととに

それらのファイルは削除するか、外部メモリに

整理して残すかのどちらかだ。

 

仕事の繁忙が続き、一つの仕事のきりまでに

時間を要する期間はデスクトップの上が

図面や手順書や部品の取説などのファイルで

乱れてしまう。しかし、乱れながらも

どこに何があるのか考えているのだ。

 

よくある、この資料捨てようかどうしようか

というものは基本的に捨てる。捨てたら後で

復元できないものは、復元できるように

Googleドライブか携帯端末へ落とし込む。

 

メモリが狭くなっていくことも配慮するのだ。

机の上も同じ考えである。一度にたくさんの

紙資料を使用する場合は一定期間引き出しの中が

紙だらけになるが、仕事のきりとともに

可能な限り捨ててしまうのだ。

 

無駄にデータを持っていないというだけでも

心が軽くなるし、逆に一時的にたくさんの

データを開いている時は難易度の高い仕事を

している充実感を味わえる。いずれにせよ

大切なのはきりと整理。このメリハリだ。

いつまでも机もデスクトップ画面も散らかった

ままで過ごすと生産性が落ちていることにすら

無頓着になってしまう。

 

大切なのは勇気を持って捨てることと、

情報を安易に受け取らないこと、だ。