2019-01-01から1年間の記事一覧
私は日本の機械メーカーからマレーシアの 現地子会社へ2019年4月に出向した身分だ。 マレーシア人社長が率いる約30名のスタッフと 共に仕事をしている。経理・営業・総務・修理 などの専門スタッフが約15名。製造スタッフが 約15名という布陣。 日本人スタッ…
誰だって褒められたいし評価されたい。 承認欲求がある。普遍的な願望である。 「嫌われる勇気」では承認欲求を捨てて 人の評価の世界に生きず自分の人生を生きる ことの問答が書かれた名著だが、差し詰め 私が得た学びとしては、自分の承認欲求と うまく向…
前回思考とでもいうのがいいか。 製造の仕事で、とりわけ上司と部下の間で 頻繁に見聞きするのが、"前回どうだったの?" という問答である。これは問題が発生したら 過去にも同じ問題がなかったを参照し、 過去に問題がなければ原則今回も問題なしとし、 過…
はっきり伝え申し上げたいことがある。 それは"無宗教はフリーエージェントではない" ということである。自分の肝に命じたい。 宗教の勧誘は、しても一度きりにして下さい。 何回もされると、大きなストレスになります。 これは無宗教の人間が切に願うことで…
趣味の一つに、山登りがある。 泊まりでがっつりテント張って登るほど 装備は充実していないが、海外出張でも 使用しているボレアス(米国)のカバンや、 Montrailのトレッキングシューズは日本から 持ってきたので、日帰りの登山なら十分に 楽しめる。さっそ…
イケハヤラジオを拝聴していて、 面白い講談があったので紹介したい。 VOICY イケハヤラジオ 2019年6月17日放送 「箸の持ち方炎上事件に思うこと。」 話の要約は、幼児教育か小学校の先生が、 生徒に向かって言ったことが下記の内容で ネット上で保守派と革…
私の趣味は"反面教師"なのかもしれない。 一番良さげに言って反面教師で、悪く言えば 人の粗探しをするのが癖。それが私である。 無論おおっぴらにすることではないのだが 妙なことにこそ価値があると信じ、記録する。 今回取り上げたいのは、会話の中に保た…
「焦らずに自分のペースでいいよ。 じっくりやっていきましょう。」 という言葉を、マレーシアに赴任した直後に 現地の副社長(日本人)から頂いたのが 2ヶ月半経って今も心に残っている。 私がマレーシア工場に赴任したことは、 (赴任以前に累計4ヶ月出張で来…
不確実性の回避度合いが低いマレーシアと 高い日本のそれぞれの心地よさについて記録。 先日、髪を切るために美容院をネットで予約し 14:30の予約のために、Waze(Naviアプリ)で 40分かかるという情報を受け、確かに前回 行った時は40分で行けた記憶があった…
「経営戦略としての異文化対応力」 という書籍をマレーシア赴任前に購入し 赴任した月の4月は穴が空くほど拝読した。 ストーリー仕立てになった具体例や 文化的経済的背景の解説のあるコラム、 また洋書の和訳ではなく非常に日本語として 読みやすく、海外で…
何でもこだわりを持つことや自分で選んだ 責任を楽しむこと、自分の選択を尊び、 それが自分や周りを豊かにすると信じること。 仕事・生活・人付き合いなど何にでも 応用できる考え方である。とにかく端的に 言うならば、「自分で選んだ道を進む」ことだ。 …
2019年6月13日のVOICYイケハヤラジオにて 「人間はテキストを読まなくなってきている」 という放送を読み、いたく共感・感心したので その想いと自身の行動について記録する。 まず、感心したのはその着眼点である。 多くの進んだ考え方を持つ人と同様に、私…
マレーシアで働き始めて2ヶ月半。 ようやく銀行口座開設に踏み切った。 銀行口座開設には、就労ビザ取得が優先された ため、赴任から2ヶ月かかったことになる。 とくに面白いことはなく普通に開設できたが 金利が日本より格段に良いことに驚いた。 日本だと…
マレーシアで働く中にある 断食期間中の仕事の様子と どんなことで彼らが笑うのか。 また笑うことの大切さの記録。 ジョークをするうえでの個人的に 経験した、良い例、悪い例。 悪い例。(私が好まない例) 出張先でムスリムが一人。それ以外は タイ人も中華…
マレーシア駐在33歳機械工の ゆるく世界と戦う奮闘記。6月5日で 1ヶ月続いたラマダン(断食)が終わった。 ラマダンについては過去にも述べたので 今回はラマダン中にどんなジョークを 言って笑ったかと、そもそも、笑うことの 大切さについて考えた考察を記録…
サッカー日本代表対エルサルバドルの後 テレビをつけっぱなしにしていると 表題の集団左遷という銀行員の人生を テーマにしたドラマが放送されていた。 10連休の終盤で、来たる月曜も休日。 長い連休が明けてもまたマレーシアへ戻る 私にとっては、日曜夜の…
子どもには英語ができるようになってほしい。 この種の願望はもしかすると子どもがいなくても 持ってしまうくらい強烈な日本人特有の願望だ。 もちろん私も妻もその想いは子育てを始める 前からどうするべきかという議論を交わしてきた。 議論を経て、我が家…
マレーシア勤務の機械工33歳所帯持ち。 ハリラヤの休暇を利用し現在一時帰国中。 単身赴任をしていて普段気がかりなのは 我がことよりもやはり家族のことである。 特に妻にはかなりの負担を強いており 私には息抜きがしやすいよう、家計簿の上で 自由度を増…
人生において影響を受けた偉人の 考えや着想は、有事の判断に役立つ。 私にとって今回紹介したい考えは 荒木飛呂彦さんの著書 「荒木飛呂彦の漫画術」(集英社新書)だ。 ジョジョでお馴染みの荒木飛呂彦先生。 残念ながら私はジョジョファンではないが、 その…
マレーシア駐在生活2ヶ月が経過。 愛する家族との時間を持つために ハリラヤ休暇を利用し日本へ一時帰国。 航空便の到着遅れで、自宅のある京都まで 終電で行けない可能性に気がつきながらも 南海電車で揺られたところから前回の続き。 これも悲観的になる要…
マレーシア駐在機械エンジニアの一時帰国の往路での小さなトラブルの記録。 休日返上で修理や納品など長期出張が重なり また、マレーシアでは6月初旬が断食明けの ハリラヤという休暇にあたるため、代休を 連休に重ねることで10連休を取得した。 念のため断…
休暇を取って帰国するので、 今後旅をする方のために2019年6月版の、 クアラルンプール国際空港の利用手引き。 空港には二つのターミナルがあり、第1をKLIA1,第2をKLIA2と呼ぶ。 現地の方もケーエルアイエーワン(ツー)と言う。 それぞれ車で10分ほど離れてい…
時間とバイタリティがあって、 消費意欲があって、友達がいて、 行ってみたい場所や体験したいことが 無数にあるのが若さの象徴である。 学生だったり、少なくとも子どもができる までの期間はそう呼べる時期だろう。 一つだけこれらに関して触れていないの…
今回はサクッと短めに。 マレーシアのクアラルンプールから 約200km離れたTaipingという街に仕事で来ている。 ここで見かけるのが、車で走っていて 道路を走る車の一定数が、ものすごく、 驚き呆れるほどゆっくりと走っていること。 それらゆっくりとしか進…
マレーシアは親子留学に適しているとか 多文化で子どもの教育に良いとか、 マレーシアで国際感覚を身につけることは 一般的に評判の良いことである。 では、マレーシアで暮らす日本人の英語力は いかほどであろうか。今回は私の経験と、 マレーシアで見聞き…
マレーシアのクアラルンプールから北へ 200kmほど離れたTaipingという街に来た。 作った機械を客先へ納品するための出張だ。 毎日工場で仕事をする、慣れたメンバー3人と 同じ工場で仕事をしてくれている電気工事業者の 若手メンバー、名をキアットという23…
先輩と一泊二日で釣り旅行に行った話。 クアラルンプールから車で3時間ほどの Lumutという街へ金曜の夜中から移動し、 車で30分くらい寝た後に港から出航。 7人乗りの船、(HONDAの150馬力エンジン 2機搭載とGARMINの魚群探知機搭載した船) で約1時間沖へ沖へ…
ここ最近、私は仕事をしている時間が長い。 朝会社に行ってから夜帰るまでの時間も さることながら、業務時間内の暇な時間は 同僚や先輩から飛んでくる業務日報や 技術関連の回覧に目を通すこと、 仕事で学んだことのメモや写真の整理など とことん完璧にや…
何の教訓もない話だが、マレーシアの どことないユルさを記録する。 私がマレーシアに赴任し、約2ヶ月間。 それまで3年間赴任していた先輩がいよいよ 帰任することになったので、送別会が行われた。 私のマレーシアでの勤め先のは 日本本社から見て現地子会…
なぜイスラム教は禁酒なの?ということを、 なんでも気軽に話せて、かつ回答がいつも 数字や宗教的理論にきちんと基づいている 1人のムスリムの同僚に尋ねてみた。 彼曰く、飲酒はイスラム教徒ではかつて許された 時代もあったが、酒に酔った人の事件があっ…