ガツンとゆるい所感

機械工であり、二児の父であり、世界20カ国で遊んだり仕事した旅人がお送りする、仕事や生活での気づきや学び。毎朝7:30に更新していき、1000件を目標に記述を残します。

転職活動

0243_病院が好きになった話

マレーシア駐在歴が8ヶ月になった。 この8ヶ月で日本にいれば経験できなかった だろう機械の組立・調整・納品の責任者の 仕事を何度も経験でき、自分はとても成長した。 また多文化のマレーシアで多様な職業観を もつ愉快な仲間たちと切磋琢磨することで 会…

0242_息抜きとして働くには

11日間のタイ出張が終わり、仕事は 大きな仕事の谷間、少し平和な時期が 流れている。この2週間で与えられた仕事は、 もう熟練している仕事だ。なので気が楽だ。 私は慣れた仕事はすぐに退屈に感じ 新しく難しい仕事をやりたくなるタイプだ。 マレーシアへ赴…

0241_VOICYへの道のり

僕にはSenior Engineerという箔がついている。 ニートから派遣社員になって、英語を勉強して 中小のメーカーに転職して、そして丁稚のような25代半ばからこの10年で成長した。 そして嬉しいことにまだ燃え尽きてない。 やりたいこともあるし、社会のためにや…

0240_長く働くために休む

タイで仕事をしていると、タイ人の代理店の 方と一週間や十日間など長期間共に過ごす。 重箱の隅をつつくような京都人技術者の私には やはりタイ人のマイパンライ精神はかなりの ギャップを感じながらの日々になる。 タイ人は仏教精神がベースになっているか…

0238_ 疲れたあなたへ散歩の勧め①

疲れた時の対処法をインターネットに 求めたりしていないだろうか。それは 実はギャンブルに近い対処法だと思う。 疲れたら、外で散歩をするのがよい。 体力的に散歩ができないほどならば、 いうまでもないが直ちに電気を消して 寝るべきだ。子どもには分か…

0237_今日やれることは明日もできる

明日やろうは馬鹿野郎だ!と。 大学を卒業して初めて勤めた営業の仕事で 先輩から教えられたことを今でも覚えている。 今日できることのすべてをやっておいて それでも明日に営業の仕事がうまく身を結ぶか など分からない。今日やらないで明日に回して 明日…

0236_自己肯定感について

僭越ながら私は自分に自信がある。 周りからの評価は普通中の普通ということを 正しく理解しつつも、揺るぎない自尊心がある。 最近、ビジネス書やSNSで"自己肯定感"という 単語がよく見聞きされるようになっている。 おそらく今まではそれがなくても生き残…

0235_問題解決をしに行くこと

エンジニアの海外出張はすなわち 問題解決をしに行くことだと思う。 私は問題解決をするのが好きだ。 問題が起こることは避けたいが 問題が起きて人が困っていると 何かしてあげたくなる性分だ。 それが流れの中でキャリアとつながって エンジニアになれた。…

0234_タイの田舎での夕暮れ

0233の投稿の"森の中仕事をしていて"という 一説がしっくりこなかったので訂正したい。 私の出張先は決して森の中だけではない。 山を切り開いて工場を作るときは森の中になるが 逆に山も丘もない地にぽつんとある農場へ 行くときは360度に空が広がっている…

0233_こんなこともあろうかと

"こんなこともあろうかと思って事前に"。 これは私の脳内で頻繁に見受けられる着想だ。 それらのほとんどは仕事中に自然発生する。 私の仕事は工場での産業機械作りだ。 部品点数10000点以上、全長10m以上、 販売価格は数千万円、出荷、搬出に 10トン車を数…

0232_トルクガードの設定方法

機械的な負荷を検知して、機械が壊れるのを 防ぐための部品としてトルクガードがある。 コンベアの駆動軸など回転する機構に用いられ 機械の噛み込みや誤動作などの負荷によって、 軸が無理に回ろうとすることでスプロケットや モーターなどが破損してしまう…

0231_シェアを言わないこだわり

私は、毎日仕事に明け暮れている ビジネスパーソンだ。余暇は子どもを大切に 育てるペアレントだ。その両輪で以って毎日 幸福な生活を営むハッピーピープルだ。 本当のことを、心を込めて文章にした。しかし 何か違和感がないだろうか。そう、ペアレント、 …

0230_デスクトップの乱れは心の乱れ

私はエンジニアだと名乗っていて、 海外渡航時の入国カードの職業欄には Engineerとややくずれた字体で書くことに 職業へのこだわりを持つ、日本の職人だ。 本当は自称!日本の職人だ。 地元京都では"しにせ"と呼ばれるには 100年以上続くことが条件とされる…

0229_受信者から発信者へ

このブログを始めてから、しばらく経ち 続けることに少し情熱がいかなくなってきた。 アップロードすることや題材など 特に決まりはないので、時間だけあれば いくらでも発信は可能であるが、時間がない。 いや、時間はある。寝る前や仕事に行く前だ。 しか…

0228_レファレンスの量が独自性になる

私は産業機械の製造に携わる33歳で、 過去に保守や海外営業などを経験し、 現在は海外子会社で機械作りをしている。 ものづくりを現場でしていると、資料に 目を通すことが多い。営業や他の業種でも 他社情報や業界情報、顧客情報、財務資料など たくさんの…

0220_海外生活に英語力は必要か

VOICYで澤円さんの深夜の福音ラジオを 聴くようになって、ものすごく勇気付けられる ことが一つ、明確にある。それは、澤さんが、航空券の取得に際し時々失敗してしまうということを 惜しげもなく発信されていらっしゃることだ。 私は弱いもの同士傷を舐め合…

0217_プラトに突入

ブログに記録したいことがたくさんあるのに それよりも人に会って自分が直に成長したり 会う相手に刺激や学びを与えたりすることに 必死のパッチになっているうちにこの2週間 ついにブログの存在すら忘れていた。 私にはこのブログを通じて、伝えたい思いを …

0214_頭の棚卸しをする方法②

前回に続く、一冊の本を使っての頭の棚卸し。 書籍情報: 医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン 本田真美著 光文社新書より この著書の冒頭にある、35の設問に回答する。 この本をどう使って私が棚卸しをするか共有する。 まず、…

0212_貯金は時間とともに増え…

マレーシア駐在単身赴任の技術者の生活は 朝は6:30に起き、身支度をし、8:00から働き、 仕事中はエンジニアリングに精を出し 19:00には仕事を終え、外食を済ませ 20:00には帰宅して自由になる。 その後はすべきことは洗濯や簡単な掃除 くらいで残る時間は本…

0211_完璧主義への挑戦状

毎日マレーシアで変な英語を話しつつ、 穏やかに旅をしながら、エンジニアリングを している私は、英語が変なぶん、日本語だけは 正しく使おうという想いが強い。 日頃人の話を聞いて、その日本語どうなんだ。 と気になったら、その人に構わずに調べて、 (残…

0210_面と面の和、点と点の華

今回のテーマは、日本式チームプレーと 中華式個人プレーの違いについての所感。 和は日本、華は中華を意味している。 大人数で仕事をしていると、自分の居場所や 適所について考えさせられることがある。 今回は自社・他社(顧客)という二社で仕事を するこ…

0203_甘えると頼るの違い

マレーシアでの生活をして3ヶ月が経ち その間に前任者の帰任や、大きなプロジェクトの 納品出張など、仕事一辺倒だった時間が過ぎた。 私が住むのはシャーラムという街。 ものづくりの拠点が多く、クラン港からも ほど近い、関西人にとっては、大阪府堺市に …

0202_マレーシアの外食事情

マレーシアの外食に関する概要。 マレーシアで3ヶ月暮らしてみて、 外食に関しては多くの経験を積んだ。 何せ私は炊事ができない。家に箸も鍋もない。 無能すぎて情けなくなるほどの調理下手だ。 現在は単身赴任中なので、家族と住み始める までの我慢だと思…

0200_自分発信か他人に追従するか

目標の1000件を考えるとまだ遠いが 記念すべき200回目の投稿となるので、 ここまで楽しく続けて気づいたことを 自分の考えた言葉で記録してみたい。 自分の感性を大切に育て続けることで、 自分なりの指針ができ、良いことも悪いことも 自分や周りにとって良…

0198_VOICYに助けられて約一年

このブログはVOICYにインスパイアされて 自分も何かチャンネルを持って配信できる という着想から始まっている。 具体的には、澤円さんの深夜の福音ラジオと サウザーさんのサウザーラジオが中心だ。 現在はルシュカさん、ローラさん、 加藤ひろゆきさん、石…

0195_海外駐在、類は友を呼ぶ②

前回の続きで、海外で働くという 広い分類の中で勝手に考えて提唱した エキゾチック指数を用いて、海外で働く人の (準日本からどローカルまでの)レベル別にて 下記の通りに分類した考察とその続き。 エキゾチック指数 Lv1.大使館勤務 -日本人でなければなら…

0194_海外駐在、類は友を呼ぶ①

私は日本の機械メーカーからマレーシアの 現地子会社へ2019年4月に出向した身分だ。 マレーシア人社長が率いる約30名のスタッフと 共に仕事をしている。経理・営業・総務・修理 などの専門スタッフが約15名。製造スタッフが 約15名という布陣。 日本人スタッ…

0193_褒めることの効果

誰だって褒められたいし評価されたい。 承認欲求がある。普遍的な願望である。 「嫌われる勇気」では承認欲求を捨てて 人の評価の世界に生きず自分の人生を生きる ことの問答が書かれた名著だが、差し詰め 私が得た学びとしては、自分の承認欲求と うまく向…

0187_焦れという指示はない

「焦らずに自分のペースでいいよ。 じっくりやっていきましょう。」 という言葉を、マレーシアに赴任した直後に 現地の副社長(日本人)から頂いたのが 2ヶ月半経って今も心に残っている。 私がマレーシア工場に赴任したことは、 (赴任以前に累計4ヶ月出張で来…

0179_ドラマ集団左遷の所感

サッカー日本代表対エルサルバドルの後 テレビをつけっぱなしにしていると 表題の集団左遷という銀行員の人生を テーマにしたドラマが放送されていた。 10連休の終盤で、来たる月曜も休日。 長い連休が明けてもまたマレーシアへ戻る 私にとっては、日曜夜の…